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いりけんてきMBA!?- パワーと影響力

今週は秋・冬のコペンハーゲンにしては珍しく、今週は晴れの日が続くようです。ウキウキ気分で通勤したのですが帰宅時には日が落ちており、日中オフィスに缶詰になっている身としては、お日様を楽しむことは難しいのではと悲しいながら実感しています。
晴れている間は朝のお散歩兼ねて、クロワッサンの朝食でも食べに行こうかと思案中です。(デンマークのクロワッサン、マイブームです!)

さて、本日のMBAトピックはパワーと影響力。ヒト系・カネ系・モノ系、いろんな講義受けていますが、この講義が一番実践力あり、かつ正直一番難しい科目でもあります。

コンフリクトの背景

Day1ー初出勤:楽しく終えました」で少し記載しましたが、B2BとB2Cのチャネルでコンフリクトが起こりつつあります。
この状況は今の会社で初めて経験する事ではなく、正直どこの会社でもあることで、私が過去にいた旅行系の会社だと自社オンラインチャネルの販売を伸ばす vs 旅行代理店営業の業績を維持するかとか、物販系の会社だと自社オンライン + AMAZON/楽天のオンラインチャネル vs 路面店・百貨店やヤマダ電機などの量販店など、これからのチャネルかレガシーチャネルかの自社内でのコンフリクトが避けられません。で、今、まさに私がいる会社でもそのマウンティングが勃発しています。 

パワーと影響力

これってどちらが勝つか負けるかではなく、経営者目線で見ると「総和した全体の売り上げが向上すればいい」が進むべき道なのですが、そうはいっても現場の人間の中ではコンフリクトが起こります。
その状況の中で自分がとるべき道を客観的に示してくれるのが「パワーと影響力」です。その「パワーと影響力」とは、自分が持っている(人的)パワーと相手が持っているパワーを客観的に判断し、自分に足りないパワーをどうやって周りの協力(第三者のパワー)を活用しながら、打ち手を講じていく手法です。(解釈がずれていたりしたら、誰か指摘してください!)

で、これを学んで何がよかったかというと、自分が置かれている状況をヒステリックにならずに解釈することができ自分と会社にとってなにをすべきなのかが感情的でなく客観的に判断できるようになったことです。これってかなり貴重!

競争か協働か

講義の中身はかなり深くここで十分に語ることは出来ませんが、こんな講座もあるようですので、ご興味ある方はご覧ください。
で、話戻して、私の性格的にはこの会社ではみんなと協働でやっていくことが出来ると思っていましたが(自分では温和な性格だと思っています)、今の状況を考慮するとB2Bの分野に関しては、競争の関係(敵対とまでは言わないけれどもある程度の緊張感のあるコンフリクトな状況)に持ち込まないと仕事が進まなさそうだと言うことが見えてきました。

コンフリクトとは

MBAの教科書には「コンフリクトは通常、そのマイナス面にばかり目が行きがちだが、マネジメントのやり方次第で、アイディアの創造や本質的な問題の発見などにつながり、組織の成果を高めるドライバーとなりうる。コンフリクトのプラス面として、互いに競い合うことで意欲が高まる、相互の意見交換の課程で相手への理解が深まる、その課程において自己の考えを明確にして当初のアイディアを発展させたり、新たな視点や本質的な問題が発見できる事などがあげられる・・・」とあります。

ごもっともだけど、どうやって相互理解に持って行けばいいんだよぉ・・・
マネジメントのやり方ってなんなの???って、いつもながらに突っ込みどころ満載なのですが、結局は自分で実践して、失敗を重ねながら自分のやり方を身につけていくしかありません。

今後の戦略

で、私の当面の戦略ですが、当面はその対象となる型と「返報性」を得るために何らかの努力をしようかと思いますが、結局はヒトとヒトの事なので、「好意」を得るために午前と午後に少なくとも5分は他愛もないことを話すように努力します。
すっごいベタな戦略で申し訳ないのですが、ヒトとヒトの事なので、このベタさがかなり重要だと私は思っています。

1年前の私だったらこんな判断はしないだろうなぁ。
で、せっかくやるんだったら、うまくいくように持って行きたいなぁ。
最後は私の心のつぶやきでした。

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