『異次元の』少子化対策という言葉まで出てきましたね。
どんな政策が出てくるのか楽しみです。
内閣府の外局として『こども家庭庁』も設置されます。
さて、どうなるんでしょう。
4人の子育て奮闘中の父親として、動向を注視しています。
異次元の・・・か、今まではそうでもなかったということでしょうか?
防衛費のための増税はあり得ても、子育て関連は無いとか、そんなシーソー的な感じで出てきた言葉なんでしょうか?
国の動きは待ってられないと、東京都はひと足先に動き出しましたね。
高校生以下の子どもがいる世帯に、月5,000円を給付するそうです。
これもネット上では大バッシングを受けているようですね。
「月5,000円で子どもが一人増えると思ってるわけ!?」というコメントのようです。
うんうん、それも分かる気がする。
我が家とも照らし合わせて考えてみたいです。
子どもをもうひとり産めるかどうか、
経済的な理由は大きいと思います。
ウチの子たちが小さいときには、保育料がめっちゃ高かったです。
月に何万円も払っているときもありました。(四捨五入すると2桁万円になるほど汗)
それが、増税とともに、ほぼ無償化になりました。
一般的な保育園では、必要な費用は給食代程度になりました。
家計的な経済状況で言えば、全然違いますよ。
でも、どうなんでしょう?
出生数は過去最少を更新しています。
考えてみれば、当時と今では全然違うのは物価です。
毎日の食費は、当時と比べ物にならないぐらい高いです。
光熱費やガソリン代など、生活に欠かせないものもどんどん高くなっています。
増税とともに、マネーの流通量が微増するものだから、景気が回復しているようにも見えていましたが、給料は据え置きという状況です。
物価だけが高くなるカタチになりましたね。
そう考えると、子育て支援というよりは、物価高対策の色合いが強いかなと思います。
でも、無いよりはある方が助かりますよね。
随分前になりますが、
子育て支援ということで、『子ども手当』が新設されました。
ウチで言えば、4ヶ月ごとに20万円をいただけます。
「毎月じゃないんかい」とツッコミたくなりますが、これは、扶養控除との相殺でした。
もらえるものは増えるけど、引かれるものが減らないというマジックでもありましたね。
我が家の場合は、子ども手当はそのまま、一部の積立も含めた子ども保険に使っています。
生活費になってないですが、助かるのはたしかですね。
コロナ禍の第2弾でも、
子ども一人につき10万円を給付するとして、
教育関係の『券』にするとかしないとかで、
結局、『各市町村に任せる』事態になりましたね。
あのときも、非難轟々ありました。
結局、多くの市町村は現金給付したんじゃなかったかなぁ?
政局での狙いは、子育て支援よりも経済支援の色合いが見え隠れしましたよね。
『+ワンベイビー』の施策も、随分前から言われています。
望む家庭に、もう1人産めるように!ということです。
目の前の経済的な理由もあると思いますが、
長期的な心配が付いて回るように思います。
『大学無償化を実現する!』って声高らかに言ってましたが、もう十年ぐらい経ちましたか、どうなってるんでしょう。
うん、大学あたりの学費のことは親として、とても心配なところです。
義務教育が終わった途端、学費は跳ね上がります。
その辺の心配は、+ワンベイビーには特に検討すべきところかと思います。
お金ももちろん大変なんですが、
心のこと、
時間のこと、
体力のこと。
この3点が特に大きいと思います。
例えば、我が家でもう1人どうですか?って言われても無理!(笑)
この3点でアウトです。
社会のなかで、この3点を子育て世代に充実していっていただくことを考えていかないといけません。
人間以外の生き物は、
誰に教わるわけでもなく、上手に子育てしています。
本能なんでしょうか、スゴイですね。
でも、人間は、誰かに教わったり、自分から学んだりしないと、どうして良いか分かんないですよね。
言葉で会話し、記憶を持ち、学び。
そんな生き物だから、周りの人間関係の中で、子どもを育てていく術を得ていきます。
きっと、人間の子育てってこんなところで、
社会の中で、子育てできるノウハウや喜びを実感できていくことが重要なんだろうと思います。
『こども家庭庁』が新設されるとなって、
ほら、このネーミング。
子どもを家庭の中だけで育てなければならないっていう暗黙の圧迫感。
これがそもそもの根本的な課題なのかなっていう意見があります。
最後に、
いま、北九州市長選挙も盛り上がっていますが、
絶対的に、少子化対策が進むための方策があります。
それは
若い世代が、どんどん投票することです。
候補者たちは、
票田はどこにあるのかを見ていると思います。
律儀に選挙に行き、
人数の多い、高齢者層をターゲットにします。
当然、その施策をバンバンうたいますよね。
これは当然です。
今から子どもを産む世代。
子どもを育てている世代。
ともに働き共感する世代。
これらの層の人たちが、100%に近い率で投票すればどうなるでしょう?
若者が言います。
『子育て支援をもっと考えてほしい』
この言葉は表裏一体で、
『友達みんなに声をかけて、みんなで投票行こう!』
こうなっていくと良いなと思います。
今日もご覧いただきありがとうございます。
この記事は、ぼく個人が、4人の父親として感じている、あくまで個人的な見解です。ご了承ください。
冒頭のステキな写真は、そのべゆういち|noteさんの作品を使用させていただいてます。ありがとうございます。
<1年前の”今日”の記事★>
おぉ!
3万PV達成か!
頑張ってたなぁ、この頃・・・。
1年前のぼくに負けてる。最近と比べて、良い記事が多いもん。
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