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暮らしとともにある天気・気象~市民カレッジ気象講座①〜

昨日、市民カレッジにて
『気象講座』の第1回目を実施いたしました。

防災Lab.北九州を実施母体として、気象担当メンバー3人で、5週連続の講座を担当するものです。


ぼくなりに勉強してきた気象について、
こうしてアウトプット、共有する機会ができ、とっても嬉しいです。
まさに、学びの環が拡がっていくことを感じました。

30名の定員に対して、40人の申込みがあったそうです!!
会場はギッシリです!!

市民カレッジにて、気象に関する講座はぼくが知るかぎり初めてで、平日の午前中に5週連続!にも関わらず、多くの受講希望者がいらっしゃり、そのニーズの高さを感じました。


また、こうした『学びの場』には、女性が多い傾向にありますが、今回は男性受講者も多く、とても熱心に受講されていた姿が印象的でした!

この講座にて設定している4テーマの解説

今回、ぼくからは、
講座全体を通じた総論的な話と、それぞれの要点について、少しだけ触れつつ、
気象情報の見方や、注目するポイントを重点的に解説していきました。


まず、最初に、
「空を見上げていますか?」との問いから。

空に浮かび、流れる雲。
なんであんな形なんだろう?
流れるスピードは?

ひとつの自然現象であり、何らかの要素があります。
空気の流れ、温度、湿度。

空を見上げると、そのときの気象状態が少しずつ分かってくるように思います。

そんな、『自然』は目の前にあって、
いつも、ぼくたちの頭の上にあるんだけど、
なかなか見上げる時間が無かったり、便利な情報化社会のなかで、見えなくなってしまっているように思います。

天気や気象は、暮らしのなかにあって、
常に隣り合わせです。

ちょっとだけ、そんな視座をもって暮らしてみると、共存・共生のなかに、少しだけ自分のものにしていけたら良いなぁと思います。


近頃は、すっかり秋の空で、
雲のカタチも美しいです。
ちょっとだけ、空を見上げてみませんか?


初陣ともあって、かなり多くの内容をお伝えしましたが、
皆さん、しっかりと目線がこちらに向いていて、熱心に受講されていました。
受講後のアンケートを拝見すると、皆さんの関心ポイントも様々でとても面白かったです。

少しだけ講座内容をご紹介しますね!

「天気予報、ハズれる」んじゃなくって、
「天気予報は、ズレる」んですね。

雨雲などのボリュームはあって、どっちにズレるか。
自分の頭の上だけに降る雨じゃなくて、どこかには降っていたりします。


たまに降る雨の言い方はどうでしょう?

「ときどき?」「いちじ?」
実は長さが違うんですね。

例えば、『一時、雨』だったら、ホントにザッと一瞬だけ降る雨かもしれませんね。じゃあ今のうちに出掛けてすぐに帰ってこよう!という判断もできるかもしれませんね。


『のち雨』でも、いつからか?
という情報が加わっただけでも、傘を持つか持たないかが決められるかもしれませんよ。
マークだけでは同じでも、もう少し情報をキャッチしてみると、暮らしに役立つかもしれませんね。
洗濯物を干すか干さないかなども関係ありますよね。

受講後のアンケートでも
「天気予報の見方が変わりそう!」という声が多く、とっても嬉しいです。

情報は出されています。
いかに自分自身でキャッチして、有用に使うかが大切なんだろうと思います。

ぼくとして、そうした「知識」ではなく、「アンテナ」や「目線」を養っていくことが重要かなと思っています。


また、アンケートに、「今後学びたいこと」も記載していただいたんですが、
『地球温暖化』に関する興味関心が高いことが浮かび上がってきました。

皆さん、この気候変動の時代、
とても危惧されて、気にされてらっしゃるようです。

これからの4回の講座の中でも、その点にはしっかり触れて行くことになると思います。


初めての、『気象講座』でしたが、
とてもニーズがあることを感じました。

ちょっぴり、自信がなかったんですが、
アンケートを拝見しても、やってみて良かったなと安堵しております。


これから続く、4回の講座がとっても楽しみです!!


この講座の宣伝に書いた記事も添付しておきますね!



今日もご覧いただきありがとうございます。


<1年前の”今日”の記事★>

韓国の事故から1年が経ちました。
群衆雪崩のメカニズムや、命を守る方法について、ぼくが学んだことをアウトプットしています。
ぜひご覧ください。



<2年前の”今日”の記事★>

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