いりえ @IriethotADV

家庭用ゲーム機のアドベンチャーゲーム愛好家。ミステリからギャルゲーまでADVのみで65…

いりえ @IriethotADV

家庭用ゲーム機のアドベンチャーゲーム愛好家。ミステリからギャルゲーまでADVのみで650本以上所持。ADV紹介ブログやってます → https://adventuregame.hateblo.jp / 場末のゲームプランナー 発言は所属団体と一切関係ございません。

最近の記事

「ぼくの考えた最強のゲームは日の目を見ない」~ゲームプランナーとして過ごす日々の苦悩~

 家庭用ゲーム機のアドベンチャーゲーム愛好家のいりえと申します。ADVに魅せられてゲーム業界を目指し、一般の国立大学(University)から新卒でゲームプランナーとして入社しました。  この職で業界へ新卒で入るときや別の会社へ移るとき、だいたいは企画書の提出を求められます。その企画書は、あなたにとってどのようなものでしょうか? 「とりあえず、書類選考を突破するために絞り出しました!」...それもアリだと思います。AR とか VR 技術を使ったり、VTuber コラボや

    • コミュニケーションツールの「互換切り」が失わせた絆

       いわゆるガラケーがスマートフォンに置き換えられ、「ケータイ」という語すら消えかかっている今、日本では携帯電話におけるコミュニケーションは LINE が一強となっている。それまでの、携帯する電話、電子メールという段階から更に発展を遂げ、短文かつ即時性のある手軽なツールとして人々の生活にあっという間に根付いた。その遠因となったもののひとつに、10年末に我が国を襲った未曾有の大災害があるという言説を聞いたことがある。  しかしながらこのツールには、下方互換性が無い。  筆者は

      • Zwei というアーティストを知ってほしい。

         J-POP のシーンに "Zwei"(読み:ヅヴァイ)というアーティストがいる。2004年にデビューしたボーカルとベースの二人からなる女性の音楽ユニットで、昨年には15周年ライブ、今年は初のオンラインライブの開催や YouTube チャンネル本格始動など今も精力的に活動している二人だ。  筆者は青春時代に追いかけていたアーティストの解散後、Zwei の魅力に惹かれ今やライブにも足を運ぶようになったファン...彼女たちの呼び方でいうなら「ハニィ」のひとり。まだまだ新参者では

        • アドベンチャーゲーム専門メディア、欲しいと思いませんか?

          家庭用ゲーム機向けのテキストアドベンチャーゲーム(ADV)を650本以上所持している愛好家、いりえと申します。 2017年から自身のブログで、元ゲームプランナーの視点から主に新作ADVの紹介を行っております。 本稿では、アドベンチャーゲームを専門に紹介するゲームメディアを立ち上げたいなという考えを述べます。 「知りたがっている情報」唐突ですがみなさん、「Switch ギャルゲー」で Google 検索をかけてみてください。 2020年3月3日現在、このワードでの検索結果はこ

        「ぼくの考えた最強のゲームは日の目を見ない」~ゲームプランナーとして過ごす日々の苦悩~

          自作ADV『KaleidoScopic』企画書&設定公開…「ADVとして目指したもの」

          まずは以下のリンクからゲームをDLして、遊んでみてください。フルコンプを目指しても恐らく20分程度で終わるアドベンチャーゲームです。 制作物は通常、制作物の範囲でしかメッセージを伝えることが出来ないものですが、「アドベンチャーゲームとして目指したもの」が何だったかをお伝えしたく、今回このような記事を書いてみました。 この記事には「どんな考えから本作が生まれたか」を詰め込みました。制作の参考となることがあれば幸いです。 また、本作ないしこの記事から、クリエイターとしての私に

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          自作ADV『KaleidoScopic』企画書&設定公開…「ADVとして目指したもの」

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          アドベンチャーゲームが勝負すべき土俵

          テキストアドベンチャー、ビジュアルノベルが「紙芝居」と侮蔑されるジャンルとなって久しい。個人としては、このジャンルこそがゲームだと感じているので現在の評判も市場価値も納得がいかない。 アドベンチャーゲームにも『Steins;Gate』をはじめ「名作」や「良作」と呼ばれる作品がいくつもある。しかしながら、このジャンルを愛しているからこそ、このジャンルの行き詰まりを感じるのも確かなのである。『Steins;Gate』はその構成力・伏線回収の力が映像になっても大いに評価された作品

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          アドベンチャーゲームが勝負すべき土俵

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          #メモオフ謝恩会 に行ってきました

          2019年6月8日(土)、『Memories Off』シリーズ最新作の発売を記念したイベント、「第一回 澄空市 藤川市 合同卒業生謝恩会」に行ってきました。 昨年4月に開催された「メモオフ卒業式」に続いての参加となりました。 今回のイベントも主だったところは「卒業式」と変わらず、出演声優さんを招いたトークショーや主題歌担当アーティストによるミニライブが実施されました。 しかしこの「謝恩会」、『メモオフ』最後のイベントであるからか 長年の謎の解明あり、超大物ゲストの登壇&

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          #メモオフ謝恩会 に行ってきました

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          元ゲームプランナーが見た『夢現Re:Master』体験版 - デバッグ編

          2019年6月13日に発売が迫る、ゲーム会社を舞台とした 女の子同士の「キラ☆ふわ」なアドベンチャーゲームである 『夢現Re:Master』(ゆめうつつ・りますたー)。 本作はゲーム会社が舞台ということで、元ゲーム会社務めの私としては期待の一作。ちょうど体験版も配信されているということでプレイ。 主人公は入社直後にデバッグの手伝いをやらされることになりますが、 デバッグをしているチーム員は何故か死にそうになっています。 同じくゲーム会社が舞台となっている漫画『NEW G

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