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20分バナー分析でデザインの引き出しと言語化力のスキルが身についた話

こんにちは!アジケのUIデザイナーの木村です。
デザイナーとして働き始めて1年になりました、案件を通してデザイン表現の幅が少しずつ広がってきましたが、デザイン表現の引き出しがもっと欲しい!と悔しい気持ちになることが多々あります。私はなかなか日々の業務時間外で勉強時間を確保することが難しく、習慣化して学習を続けることが苦手なため、既存のバナーを分析することにしました。

まだ始めたばかりですが、この記事では分析をやってみた感想と、今後バナー分析で意識していきたいことについて振り返ってみました。

バナー分析のルール

今後アップデートしていく予定ですが、短時間でバナー分析をする上で自分なりにルールを設定してみました。

  ・20分以内に終わらせる
  ・分析シートのフォーマットを用意する
  ・バナーの選定基準を設ける

私は装飾表現の引き出しに課題を持っているため、要素が多くかつあしらいが上手いと思ったバナーを選択しています。

実際にやってみたバナーの言語化

実際に分析した内容は以下になります。(著作権を考慮し、バナーはトレースしております。)

分析シート1

人の写真や背景デザインが工夫されているため、脱毛の価格の安さがうまく表現されていると感じました。ターゲットに合わせて、伝えたい内容の背景装飾を工夫することで、訴求効果が高く、まとまりあるデザインを表現できています。

分析シート2

細部まで工夫されているため、全体的にアットホームな印象を与えることができると感じました。フォント色や写真の切り抜きなどを人の手によって作られたような加工表現にすることで、テーマに沿ったデザイン表現ができています。

学んだこと

・ターゲットと目的を整理しながら分析を行う
誰に何の訴求のために、デザインしているのかを整理しながら分析を行うことで、バナー分析で貯めたデザインの引き出しを、適したシーンで活用していくことができると感じました。

・課題に感じるポイントに絞って分析を行う
今回私は、配色やテキストデザインなどを含めて全体的に分析を行いました。私は特に装飾表現に課題を感じているため、装飾表現のみを重点的にやっていく期間などを設ければ、より短時間で自分の伸ばしていきたいデザイン表現の幅を増やしていくことができると感じました。

・作成方法が分からない箇所はトレースを行う
また、デザイン表現方法を実践で活かすためには、作成方法の理解に繋げることが大事です。バナー分析後に、作成方法がわからない箇所を実際にトレースし、言語化力とアウトプット力を同時に鍛えていきたいと思います。

感想

いざ言語化すると自分が想像する以上に言葉にできない場面がありました。最初は装飾表現の引き出しを増やしたいと思い、バナー分析をしていましたが、あしらいなど丁寧に言葉する必要があるため、デザインの言語化力の向上につながると改めて実感しました。
また、デザイン表現を細かく見ることで「装飾をどう作成しているのだろう?」などとデザインの表現方法に自然と興味が湧いてきたため、 デザイン制作への意欲がさらに湧きました。

いかがでしたでしょうか。バナー分析で、デザインの引き出しを増やすだけでなく、言語化力もアップできることがわかりました。
日頃から隙間時間を通して、バナー分析をしていくことでデザイン制作へのモチベーションを上げながら、デザイン制作や言語化力を少しずつあげていきたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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