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アラサーOLタイ・バンコク滞在記~食事、服装、お土産、お金事情~

先日バンコクを訪ねた。時期は4月、現地の気温は38度。今回はほとんど観光できなかったので観光情報は割愛し、本記事では①食事②服装③お土産④お金の4つを取り上げたい。


1. 現地の食事&おやつ

今回私は1週間ほどバンコクに滞在。自由に食事ができるのは毎日の朝食と数日分の夜のみ。朝食はコンビニで手配し、夜はレストランに行った。その中でも特筆すべき食事を紹介する。

①ソンブーン・シーフードのプーパッポンカリー

現地ではいくつかタイ料理や中華料理を食べたのだが、5泊6日の旅行で一番美味しかったレストランがこちら。ミシュラン星付きらしい。このレストランで美味しかったのがプーパッポンカリー!卵と蟹をたっぷりの油とカレー味で炒めた料理。辛くなく、蟹の身だけが入っているので食べやすい。そして美味しい。ごはんにたっぷりかけて食べたい味!

公式の写真では蟹が殻ごと入っているが、実際に食べるときは蟹身のみなので食べやすい

ちなみに、よくタイに来るという知り合いからは「バーンカニタ」をおすすめされたので、次の機会で行ってみたい。ナンバーワンタイレストランとのこと。

Best Thai Restaurant Bangkok - Luxury Authentic Thai Fine Dining (baan-khanitha.com)

②Cha Tra Mue(チャトラムー)のフローズンティー

タイティー界で最も有名なチャトラムー。セントラルワールド内のティースタンドで、外気の暑さに思わず購入したのがフローズンティー。サイズがスタバのベンティほどの大きさにして価格は200円程度と安い!スタバのなんとかフラペチーノを飲むよりも満足感あるのと、紅茶の良い香りと(東南アジアにしては珍しく)甘すぎなくて美味しかったので、次回も行きたい。

右側で注文・支払、左側で商品受取。

③コンビニ購入のジャックフルーツ

初めてのジャックフルーツ。シャクシャクとした生玉ねぎのような食感。

コンビニでフルーツと朝食用のプロテインドリンク、ヨーグルトを購入。200THB(このとき日本円で800円相当)以上でしかカードが使えないという案内があり、連泊分の朝食を全てコンビニで調達した。
こういう現地の店でつい買ってしまうのがローカルフード。今回は「ジャックフルーツ」を購入。ちなみに購入時点では「ドリアンだ!試してみたい!!」とわくわくしながら購入したのだが、全くの別物だった。ドリアンは食べてみると美味しいという話も聞くので、ぜひ別の機会でチャレンジしたい。
ジャックフルーツはというと、見た目はドリアンのようにでこぼことした皮なのだが、中身は全く異なる。ドリアンは実の部分がぎゅっとつまっているが、ジャックフルーツは大きな種子が一つの果実のなかに多数あり、その種子をつつむ薄い皮を食べるらしい。シャクシャクとした食感で、味はというと…美味しくはなかったのが正直な感想。南国特有の青臭い果実の味に甘みを加え、水で数倍希釈した感じ。一度食べたらもう良いかな…。ただ、生食だけではなくカレーやプリンといった方法で食べられることが多いらしい。さらには近年代替肉としての需要も増えているとのこと。ジャックフルーツ侮れない!

2. 服装は薄手のアウターと歩きやすい靴、日光対策が必須

アラサーOLのバンコクでの服装と持ち物

現地での私の服装イメージがこちら。基本的にTシャツにゆったりとした長いボトムス、リュックに日傘。寒さに備えてウルトラライトダウンも持ち歩いた。

バレエシューズはソールが薄いのでおすすめしない。

特筆すべき持ち物としては水と日焼け止め、ビニール袋。日中終始暑いので、水は必須。ビニール袋は後述の観光地での裸足エリアで役立った。

①室内エアコン対策用の薄手アウター

東南アジアあるある、屋外酷暑&屋内極寒。現地の気温は40度弱、さらに日光が照り付けて体感温度はもっと高くなるのだが、室内は強めのエアコンで寒い。移動で使ったGrabの車内のエアコンもガンガンでやっぱり寒い。持ち運び可能な薄手のカーディガンのような羽織りものを持っていくことをおすすめする。ちなみに私はウルトラライトダウンを携帯していたのだが、これでも「ダウン暑いな…」とはならなかった程度には寒い!

②観光地では長い丈のボトムスが良い

今回唯一訪ねた観光地、王宮。王宮ではハーフパンツがNGで、ハーフパンツで観光している人は現地の窓口でタイパンツを購入していた様子。王宮以外にも、寺院に入る際は服装マナーがあるよう。肩やお腹、脚を出さない服装で行くべし。

お分かりだろうか、タイパンツを履かされた履いたカップルの姿を…

③歩きやすくコンパクトな靴がおすすめ

バンコクは道が舗装されておらず歩きにくい道が多い。ソールにクッション性のある歩きやすい靴がおすすめ。私は当時バレエシューズを履いていたのだが、クッション性がないのでおすすめしない。加えてポイントだと思ったのがコンパクトさ。というのも、王宮では靴を脱ぐエリアがあり、観光客はエリアへ入る手前で靴を脱ぎ、エリア付近の靴棚に保管する必要があった。私はとにかく盗難リスクを懸念し、靴を手持ちのビニール袋に入れて持ち運んだ。結果的に、入口とは異なる箇所でエリアから出ることになり、わざわざ靴棚に戻る必要がなくなったのは便利だった。

脱足エリアで見ることができるガルーダという半鳥半人の装飾。
ヴィシュヌ神が乗る聖なる神鳥、あるいはヴィシュヌ神の化身といわれているらしい。
ガルーダ、壁支えまくり。

④日光対策

移動は全てGrabだったが、観光地では日光にさらされる。王宮観光の際は日傘を借りたり、現地で帽子を購入したりしている人も多かった。

3. アラサー女会社員の選ぶタイ・バンコク土産

お土産屋さんをいくつか回ったのだが、結局時間がなくほとんど空港で買うことになった。が、これが失敗だった…。タイのスワンナプーム空港は手荷物検査の前のエリアにお土産屋さんがほとんどない。ということは、手荷物を預けてからお土産を購入する必要があり、機内持ち込みの荷物が多くなってしまう。したがって、お土産を大量に購入したい人は空港ではなく市内で買っていくことをおすすめする。
空港内にはタイで有名な免税店「キングパワー」をはじめとするお土産屋さんが多数。ただ、各店舗によって品ぞろえが変わるわけでもないので、土産物の種類だけでいうと選択肢は限られてくる。加えて、市内に比べると値段が高い。屋台で見かけたタイパンツ100バーツ(以下BHT)が数倍の価格で売られていた。
空港内にタイシルクで有名なジムトンプソンもあったが、市内の店舗のほうが商品が見やすいし品ぞろえも良い。

ここで、私が購入したお土産を紹介する。
まずはお菓子編。今回は4種類購入した。

独断のお菓子比較表。各アイテムの詳細は後述。

①象チョコレート(335THB)


King Power Elephant Chocolate
パッケージがかわいい、チョコの形も象形でかわいい。味は普通。

味は可もなく不可もないただのチョコレートなのだが、象の形なので「おっ!タイに行ってきたんだ!」と話が盛り上がる。個包装ではなくプラスチックの容器にチョコレートが直接並べられているタイプなので、職場で配りづらかった。

②象クッキー(330THB)

King Power Chocolate Chip Cocoa Cookies
こちらもパッケージがかわいい。味も美味しい。

こちらはチョコレートよりもおすすめ。理由は個包装なことと、タイ感があること、あと味も美味しいこと!象形のクッキーなのだが、1個の大きさが日本の一般的なクッキーの2倍くらいの厚みがあり、癖がなく万人受けしそうな味。チョコじゃなくてこのクッキーを職場土産にすれば良かった…!

③ココナッツロールクッキー(135THB)

King Power ROLL with Chocolate Coated
ダークホースのロールクッキー。小さくてぱくぱく食べてしまう。

味に期待をしていなかったものの、思ったよりも美味しかったので次回も購入したい。個包装ではなく、プラスチックの容器に各クッキーがピタッと収納されているので、持ち運び中にクッキーが粉砕されるリスクは小さそう。パッケージを開けると強めのココナッツの香りがして圧倒されるが、いざ食べてみるとマイルドなココナッツ味とチョコレート味がちょうどよく美味しい。ミスドのココナツチョコレートドーナツの味が好きな方はたぶん好き。

④ココナッツクリスピー(280THB)

King Power Crispy Jasmine Rice with Coconut & White Chocolate
米菓子ならぬジャスミンライス菓子。

こちらも個包装なのでばらまき土産として良かった。甘いココナッツ味のさくさくとしたお菓子。空港内で同じシリーズのお菓子を味見ができたのだが、これが一番タイらしさがあり、かつ美味しかった。

お菓子以外のお土産として購入したのがこちら。

⑤Jim Thompson(ジムトンプソン)のナプキン(850THB)

日本円サイトだと3,461円。現地で850THB。

Jim Thompsonのナプキン。ハンカチと思って購入したのだが、カテゴリ的には食卓用ナプキンだったというのを後から気づいた。やはりタイらしい象柄のものが良いな~と思いながら購入。この記事を書きながら日本円サイトを調べるが、特に値段に差はないみたい。こちらはそれほどサイズが大きくないので、首にコンパクトに巻くか、ハンドバッグの持ち手にぐるぐる巻きにしたい!

4. タイ滞在中現金は両替せず全てクレカ決済、ただし注意点あり

今回1週間の滞在で現金は両替しなかった。移動は全てGrab、買い物はコンビニやショッピングセンター、空港、レストランでの飲食、王宮観光と全てクレジットカードで何とかなったのだが、やや戸惑うシーンはあった。

①店によってはクレジットカード決済の下限設定あり

あまりに安い金額での精算はクレジットカードお断りと言われることが多々あった。私が今回経験した下限値はコンビニだと200THB、飲食店だと300THB。ひとりご飯だと300THBいかないことも多く、「現金ないのよ~」と言い続ければなんとかカードを使わせてくれたり、数パーセントの手数料上乗せでカードを切らせてくれたりした。コンビニではやむなく飲み物や食品をかき集めて下限を超えた金額で精算した。

②屋台ではクレジットカード決済不可

今回屋台は眺める程度だったが、やはりクレジットカード決済は断られる。屋台に行く予定がある場合は両替して現金を持ち歩いたほうが良い。

以上が私の初バンコク滞在記だ。次回はもっとお店や寺院をめぐるぞ!