“正論”の捉え方
できるだけ嘘はないように
どんな時も優しくあれるように
人が痛みを感じた時には
自分のことのように思えるように
そんな正論から始まる
backnumberの水平線。
この曲はコロナ禍でインターハイが中止になってしまった高校生に向けて作られた曲だそうです。
この曲の
あぁ、backnumberだ。
って思えるポイントは、
幸せな人、苦しい人
どちらにも寄り添っているなぁ。
ってところです。
当たり前のことなんだけど
今、この瞬間には
幸せに満ち溢れている人だけじゃなくて
苦しみに呑まれて必死に足掻いてる人もいる
ということを
改めて確認させられた気がします。
歌詞冒頭では最初に書いたように
“正論”が書かれています。
しかし、この歌詞には続きがあるんです。
正しさが別の正しさで
なくす苦しみにも出会うけれど
そうなんです。
正論って誰かにとっては苦しみの原因になっているんです。
例えば
コロナに感染しないために、
3密を避けなければいけません。
だから、学校を休校します。
けど、
家に居場所がない人にとってはどうでしょう。虐待にあっている人にとってはどうでしょう。
私は家に居場所がない訳では無いし、虐待にあっている訳でもないので分かりませんが、
きっと休校なんて、地獄でしかないと思います。
ほら。正義って裏では悪に見えるんです。
そういう“正しさ”の裏側ってみてないだけでたくさんあるんですよ。
その裏側に気づくきっかけになる曲でした。
最後の最後
あなたはそれを見るでしょう
コロナの脅威が薄れ、少しずつ以前の日常に戻ってきた。未来がやっと見えてきた。
そんなあなたに聞きます。
この1行に込められた意味はなんですか?
𝕋𝕙𝕒𝕟𝕜 𝕪𝕠𝕦 𝕗𝕠𝕣 𝕣𝕖𝕒𝕕𝕚𝕟𝕘
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