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#96 学校教育で大事なのは一人ひとりの「心」の充実

心技体

スポーツにおいてよく用いられる用語で、

その人の実力を発揮するためには、「心」、「技」、「体」のすべてが鍛えられている必要がある

というもの。

先日あるプロ野球OBのyoutubeチャンネルで、動画に参加した一流選手4名に

心技体のどれが一番大切か?

と質問をしていました。

私がここで注目したいのは「心」の重要性です。

ひと昔前の定義だと「心」は精神力や忍耐力など、いわゆる「スポ根」をイメージさせるのかもしれませんが

現代における「心」とは、「精神衛生」だと思います。

自分の存在が認められる空間の中で、自分がやりたいことをする

ことで初めてその「心」の充実が図られるように思います。

私自身も様々な事業を展開する上で「精神衛生」のコントロールには非常に気を使います。

焦り、嫉妬、不安、脅迫、強迫

人間の中にある様々な負の感情は、技体を著しく阻害してきます。

その4名の中の1人は

「僕にとっては全ての中心に心がある。心が満たされていないと、体も動かなくなるし、結果技術も身につかない」

と仰っていました。

心技体は

学習、部活、仕事など世の中の様々な事柄にも共通する概念ですが、技と体にフォーカスしがちな気がしています。

人間が「心」を持った生き物である以上、その「心」の充実が最も大切なのではないでしょうか。


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