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📻【24/1/31 今週のラジオ〜#42 思考的多様性について】

https://stand.fm/episodes/65b9e3a15a24009d02fe1193

 学校現場において「多様性」という言葉がキーワードの1つになっている昨今。以前の「型にはめる教育」ではなく、児童・生徒一人ひとりの個性を尊重することが大事になってきています。

 一方で、学校という学びの空間が多様であるためには、児童・生徒だけではなく、教員の多様性もまた重要になってくると言える。

 教育社会学者の舞田敏彦氏はNewsWeek(日本版)の記事の中で、日本の教育現場にはもっと多様な人材が必要だと語ります。


 同氏によれば、欧米の教員は、他業種での労働経験があることを指摘。日本の学校教育にも、様々なキャリアを持った先生が必要だと述べています。
 
 もちろん、多様なキャリアが存在する「学び舎」は、児童・生徒の可能性を広げるでしょう。

 しかし、多様性の本質とは、職業という「記号的多様性」ではなく、同じ物事に対していかに多くの考え方が存在するのかという「思考的多様性」ではなかろうかと思ったりするのです。

 今週は、そんな私のモヤモヤ感を皆さんと共有したい、そんな内容になっています。ぜひ、みなさん、「思考的多様性」について一緒に考えていただけると嬉しいです。

⭐️雑談または教育について⭐️
 この番組は教育コンサルティングファーム「りべるりべる」代表の貴村 甍(たかむら いらか)とアシスタントのTamaがお送りするインターネットラジオです。
 「教育は日々の何気ない雑談の中にある」というコンセプトのもと、私たち二人が教育的観点から様々な雑談をしていきます。教育という概念は「学校」という枠組みだけではなく、社会のあらゆるところに存在します。私たちのゆる〜い雑談を通じて、教育が皆さんにとってより身近なものになれば嬉しいです。

毎週水曜日配信です!

〜プロフィール〜
貴村 甍(たかむら いらか)

兵庫県生まれ。
教育コンサルティング『りべるりべる』代表
大学卒業後、中高一貫校の英語科教員として約10年勤務。米国留学を経て、現在。著書『授業展開の手引き〜「勉強」を「学び」に変えるメソッド』(Amazon Kindle出版)

Tama
コーチングサービス『SoarTogether』代表
米国の大学を卒業後、物流・貿易事務、英語講師、児童福祉施設指導員、通訳・翻訳、文章校正など様々な職を経験。現在はプロコーチとして活動中

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