もったいない
一対一で写真を撮らせてもらうとき、1on1のセッションのとき、
ずーっと深ーく聴いていくと、それぞれの人の望みや、願いは、
たぶん、誰が聞いても「いいね!」っていう内容に行きつくことが多い。
「人の役に立ちたい」とか
「難易度の高い問題解決をしたい」とか
「応援し合える関係をつくりたい」とか
少なくとも、私がお話を聴いた人は、全員、
心の奥底では、本当にいいことを願っていた。
それが、どうしたことか、
人が群れになると、
群れは、国家、組織、チーム、いろいろだけれど、
どうも、お互いの力を打ち消し合う力になることが多々ある。
外向きに出る力より、内向きに消えていく力が大きくなる。
もったいない。
それは、群れを構成している人の性質として、
否認している自己が大きい人がいればいるほど、
(=心が統合できていない人が多いほど)
(=心が分断している人が多いほど)
(=思い込みが多い人が多いほど)
特に権限を持っている人に、心が分断している人が多ければ多いほど、
内向きに消えていく力が大きくなる傾向にある。
私の知っているチーム、コミュニティで、
ほぼ、内部トラブルが起きないところがある。
皆の力は、内に消えることなく、外に働くので、
少しずつでも、必ず目的地に向かっていく。
必要な情報、スキル、協力者、お金を得ながら。
たぶん、ポイントは3つ。
1つ目は、リーダーを含めた群れが、
思い込みが少ない人で構成されていること。
2つ目は、群れを構成する皆が、
それぞれに望みを持っており、
その人なりのいい方向に行こうとしているということを、
群れの全員が知っていること。
3つ目は、そういう群れを率いるリーダーシップをとれること。
今のところ、こう考えている。
そして、たぶん、人を撮るときに、それが映り、写るんだと思う。
いただいた資金は、誰かに会ったり見ることに使わせていただき、その景色をnoteで公開します。