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会津東山温泉

東京から東北新幹線に乗って郡山で乗り換え、磐梯山を眺めながら磐越西線で会津若松駅へ。東京はまだ紅葉が鮮やかだったけれど、栃木を過ぎたあたりから葉がすっかり落ちてきていて、福島の山は冬の装い。


郡山や会津若松の売店を除くと、見慣れない商品があって楽しい。

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駅からバスに乗って鶴ヶ城の東にある東山温泉へ。開湯1300年の歴史ある温泉郷とか。

時刻は15時を過ぎたばかりだというのに、もう薄暗い。いかにも「会津藩」という風情の和風旅館と山の景色にテンションが上がりますが、とても寒い。。

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途中の和菓子屋さんで水ようかんを買って、宿へ。この日は温泉に浸かってひたすらに温まりました。

さて、翌朝は東山温泉を下って会津藩主松平家の墓所へ。

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人の手が入りすぎていなくて、当時の石畳がそのまま残っているのでしょうか。気の流れも軽やかに感じられ、歩いていて気持ちのいい場所です。

歴代藩主たちは、ここに眠りながら、鶴ヶ城や今の世界をどう見ているんだろう。「望まれた世界に近づいていますか?」と問いかけてみました。もちろん返事はありませんでしたが。。


そのまま散策しつつ御薬園へ。

冬なので薬草はあまり見られませんでしたが、雪つりが美しい。あまり見慣れないコウヤマキやモミの木の大木、イチイの木が多くありました。

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ちょっとだけ悲しいのは、至るところに戊辰戦争や白虎隊のいわれが残っていて、自刀という言葉にたくさん触れるところです。

その土地の歴史がその土地の人々の心をつくっていると思いますし、厳しさのある気候や風土かもしれませんが、松平家の墓所のある東山にはさわやかな気が漂っていました。私はそのさわやかな風に目を向けたいと思いました。

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