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風が通り抜ける

コンサルタント、エグゼクティブ・コーチ、ファシリテーターとして尊敬する人に、数年ぶりに会う時間をいただけて、向かう方向がよりクリアに、優先順位がよりシンプルになりました。

すごい方で、頭脳明晰なのに、カジュアルで気さく。そして、待ち合わせに指定された場所が、アットホームなフレンチトーストのお店という可愛らしさ。

すーっと風が通り抜けるような佇まいを、わけてもらったような時間でした。



そして、その日の夕方から夜にかけては、オンラインの集まり「CafeBarDonna」にはじめて参加させてもらいました。

そこは、小説やエッセイ、詩などの文章を書かれる方々がわりと多く集まる場のようですが、中には音や、立体作品、場をつくられる方々も。

同じものづくり、表現をされているとはいえ、そのメディウムが異なる人の中に入るのはとても新鮮でした。

ですが、話してみると、表現手段は違っても、大切にするところや、センサーが繊細な部分が似ているのか、すんなり打ち解けた会話になり、明るく和気あいあいと話が弾んだかと思えば、深い思考や哲学に触れる対話になったりと、寄せては返す波のリズムのような、繰り返す呼吸のような、心地よい時間でした。


私が写真を撮るにあたり、気を付けていることや、あたり前に考えていたことに対して、みなさんから「興味深い!」と言っていただいたり、共感してもらえたことは、私にとって新鮮な体験でした。

先に、お互いの作品を知って、その後、お会いするという順番も、とてもおもしろい。


もしかしたら、表現手段が違うだけで、向かいたい目的地は近いのかもしれません。


あなたの表現を、私はこう受け取りましたと返すこと。

その返歌から、インスピレーションの連鎖が起こること。

交歓。

リスペクト。

風が通り抜ける場とつながり。


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