クライミング用自宅トレーニング環境の変遷
なぜこの記事を書くか
過去のトレーニング道具の振り返り
DIYが苦手なので再び困らないための備忘録
取り付け記事や動画はよく見かけるが具体的にどの種類でどの厚さの棚板かを明記した記事が見当たらなかった
BeastMakerの取り付け記事はよく見かけるが、Powerlineの日本語記事は見当たらなかった
メトリウスシミュレータ3D(2017〜2018)
一人暮らしのときにこれを棚板につけて、棚板をドアフレームに乗せて突っ張り棒で固定して使っていた。怖い取り付け方だが割と安定していた。自己責任の世界。
引越しの際に友人に譲渡した。
東商アソシエートの懸垂ラック(2019〜)
引越し先でも懸垂がしたくなり購入。自立型なので適当なドアフレームが無くても問題ない。だが付属のフィンガーボードが木製ではないため徐々に手が滑るようになった。だんだんモチベーションも下がっていった。
BeastMaker(2023/01〜)
改めて身体を鍛え直そうと思い立つ。ジムでも1番人気のフィンガーボードであるBeastMakerを購入。1000シリーズと2000シリーズがあるが自分は1級や段を登るようなガチ勢ではないので1000を選択した。1年経った今もこの選択で良かったと思っている。
取り付けにはかなりパワーが必要だった。
買ってから知ったが、BeastMakerには公式アプリが存在している。
闇雲にトレーニングするのではなく、アプリ内で紹介されているトレーニングをこなすことで指の力が向上した。Beasty5aに取り組み半年ほどで出来るようになった。
正直これだけでも恵まれた環境ではあるが、もう少し拡張する要素が欲しくなった。
BeastMaker Powerline Hold(2023/09〜)
ピンチ力を鍛えたくて購入した。
これを取り付けるにあたり、より大きい棚板を入手するのと、その棚板にボルト用の穴を開ける必要があるため、現在の柱の穴の位置を計測した。
次にホームセンターで棚板を探した。店員さんに用途を説明しパイン集成材をオススメされたのでそれを購入。人がぶら下がっても十分な強度があるそう。大きさは厚さ18mm×幅350mm×長さ1820mm。もっと厚いものが欲しかったが売っていなかった。
ネジが必要だったのでそれも購入。
家にはBLACK+DECKERの電動ドライバーがあるのでこれで準備完了したはず。
いざ取り付け
取り付けをやってみるとまあ上手くいかない。棚板に開けてもらった穴とフレームの穴が合わない。取り付けの日は貴重な有給の日だったのでその日のうちに取り付けたかった。急いで板を持って15分先のホームセンターへ戻って穴の位置を調整してもらった。徒歩なので非常に疲れた。でもそれでも上手くいかず、その日は結局諦めた。DIYは失敗するものだしときには諦めるのも大事と学んだ。
後日ヤスリを購入して穴の位置をずらし、無事に棚板と懸垂ラックの柱に固定することが出来た。
BeastMaker単体では出来なかったピンチのトレーニングが出来るようになり大満足である。ワイドめの懸垂トレーニングもできるようになった。
METOLIUS CampusBlocks 3XL(2023/12〜)
次はスローパーを鍛えたくなった。既存のBeastMaker1000にもスローパーはあるが、もう少し手首が痛くなるようなものが欲しい。
Soillのトレーニングボードは魅力的だったが高価なのと大き過ぎるので断念。あと木製のものはあまり出っ張って無さそうなのと、樹脂のものはだんだん滑りそうな気がして怖かった。
ちょうど良いものをMetoliusで見つけた。キャンパスブロックは安価でちょうど良い大きさだった。ぐっボルで購入した
完成した結果。
必要な器具は揃ってきたので今年の残りも来年も鍛えていきたい。
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