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#2 かくしごと

こんにちは!


昨日から始めた「毎日note投稿」の2日目です。
一日坊主は脱することができました。


勢いで始めたのもあり、昨日一本目を投稿した後
「別に一日一投稿じゃなくてもいいよね」
と思い、複数本投稿しようとしていましたが
そんなに生き急ぐものでもないなと。
思い止まりました。



そんなそんな本日2日目はですね、
一年前に買ったのに読めていなかった本を
最近ようやく読了したので
それを紹介したいなと思います。



住野よるさん著作の
か「」く「」し「」ご「」と「
という作品です。


男女5人の高校生たちの日常を切り取った
青春作品となっているのですが
この5人にはそれぞれみんなに隠している
特別な力があります。

とは言うものの、すごい怪力を発揮したり
めちゃくちゃ足が速くなったりする
超人的な能力というわけではありません。
説明が難しいのですが、人の心の変化が
ちょっとだけ分かるようになるというものです。

僕はすごく説明が下手なので、、笑
ぜひ読んでいただきたいです。
とっても面白かったので!

面白いなら、なんで読み終わるまでに
一年もかからないだろ!というツッコミが
入りそうですが、、ごもっともですね。笑


寝る前に10ページずつ読もう
朝早く起きて読もう


そうやって計画しても遂行できないタイプなのに
合わないことをするものですよね、人って。
(他人を巻き込むな)


作品自体にはもちろん興味しかなかったので
読むことをちゃんと決意してからは
3日ほどで読み切りました。

元々本を読む文化は自分にはなく
活字を読むこともそんなに得意ではないのですが
「今の自分はどんな本に興味を持ち、どんな本を
手に取るのかな」と自分探しを本屋でするのが
好きで、その時にびびっときて購入したのが
こちらの本でした。

あとは表紙の絵が好きだったのと
僕は学生時代はサッカーしかしていないので
青春というものに飢えているのもありました。笑



ほんとに面白くて住野よるさんの別の小説も
購入したのでまた読んだら感想を
noteに記したいと思います。


改めてこの作品を読んだ感想をお話しますね。



みんな誰しもが特殊な能力があったらなとか
人の心が知れたらどんなに楽になるのかな。
なんて考えたことあると思います。

このお話に出てくる高校生たちは
それを現実にしているわけなんですけれども
人の心の変化に気づいても決して人生が
楽になるわけでもなくて、ちゃんと等身大の
高校生の葛藤をしていきます。


恋に悩んだり、人間関係で苦しんだり
卒業後の進路に迷ったり。

その様が僕はキラキラしていて
とっても良かったなと思いました。


特別な能力を手にしたら手にしたなりの
苦労があるんですよね。変な深読みしちゃうし。

難しいですよね。
複雑だなと考えてたら意外と単純だったり
表向きでは笑顔だけど実際はその笑顔とは
裏腹な想いを抱えていたり。


考えすぎるとこれ訳わからなくなるぞ!
なんかしんどそうだ!ってなってきそう。笑

訳わからなくなっちゃうから、
自分にとって大切な人であればあるほど
誠実に向き合いたいと思いました。


みんなに対してそうしたいけど、
テキトーな人もいてひょんなことから
傷ついてしまうこともありますからね。

自分自身も守りながら、過ごしていきたいです。


ちなみに付き合うとしたら
僕はミッキーと付き合いたいです。



あと、この作品を読んでいて良かったなと
思うところがあって、この作品の大前提には
なると思うのですが、それぞれのかくしごとを
それぞれが知らないことが良いなと思って。


信頼してればしてるほど、本音を話そうと
思うし、そうして互いに本音を打ち明けることで
より仲が深まるなんてこともあるけど


信頼してるから敢えて話さないってこともある。



打ち明けることも信頼だとも思うし
敢えて打ち明けないことも信頼だと思う。

僕が日頃思っていることなのですが、
この作品に出てくる5人もそう思っているのかな
なんて、照らし合わせたりしてしまいました。



とかく、僕はこの作品に出会えて良かったなと
とても心が温まりました。 



人との出会いもそうだし、こうして作品と
出会うことも心温まる瞬間のひとつですよね。
それがとっても人生の楽しみでもあります。



とまぁそんな感じで長いのか短いのかも
分かりませんが、今回はこれで終わりたいと
思います!!また明日(^^)










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