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【社員インタビュー】資格取得支援制度を活用して、初級地域公共政策士の資格取得しました

今回は、アイパブリッシングでの働き方として、福利厚生の一つである資格取得支援制度についてご紹介します。

弊社には、社員のスキルアップに必要な資格取得を後押しする制度があり、業務内容に関する講座等を受講した場合、内容に応じて会社が受講料を負担するほか、勤務時間内のセミナー受講についても柔軟に対応しています。また、資格を取得した際に一時金としてお祝い金を支給しています。

この制度を活用して、令和3年度に琉球大学で行われた「初級地域公共政策士」のプログラムを1年間受講し、資格を取得した沖縄支社の宮城さんにお話を伺いました。

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アイパブリッシング株式会社 沖縄支社
企画戦略室 宮城真海

今回取得した資格について

琉球大学には、一般財団法人地域公共人材開発機構の資格制度「初級地域公共政策士」の認証科目制度があり、資格取得に必要な科目を受講することができます。

地域公共政策士について
地域公共政策士とは、社会課題を産官学民の連携のもと解決するため、異なる職業分野の垣根を超えて、地域の公共的活動や政策形成をコーディネートし、課題解決の主導およびコーディネートができる人材の能力を保証する資格制度です。

琉球大学ウェブサイトより
https://www.u-ryukyu.ac.jp/news/21577/
宮城さんが履修した科目
<前期>
・地域円卓会議マネジメントの技法と実践
・地域お題解決プログラム:北中城村
・ファシリテーションの技法と地域振興
・ICTの活用による地域課題解決

<後期>
・政策立案能力強化プログラム
・ソーシャル・インパクト・ボンド基礎概論
・地域企業(自治体)お題解決プログラム:宜野湾市

インタビュー

質問者:宮城さん、初級地域公共政策士の資格取得おめでとうございます。まず最初に、なぜこの資格を取得しようと思ったのですか?

宮城さん(以下、宮城):琉球大学で「初級地域公共政策士」資格習得プログラムが開講されていると知り、政策について考えたり、自治体の課題解決を行ったり、ファシリテーションの方法を学んだりとシビックテックの考え方やアイパブリッシングの業務で活かせる内容が多く、学問として体系的に学んでみたいと思いました。

質問者:宮城さんは、沖縄のシビックテックコミュニティー「ChulaTech」を立ち上げるなど、プライベートでもシビックテック活動に取り組んでいますよね。

宮城:はい。ただ、これまでシビックテックについて説明する際に、「シビックテックが世の中のためにどう役立つか?」について上手く表現できずにいました。このプログラムを受講することで、様々な観点からシビックテックの可能性を考えられるのではないかと思い参加を決めました。

また、プログラムを通して、沖縄を良くするために頑張っている人と出会うことができ、修了後には資格保有者を中心に形成されるアクティブシンクタンク「地域公共政策研究会」に加入できるのも魅力的でした。研究会では、地域公共政策士の先輩・後輩と沖縄の調査研究や政策提言を行うなど、学んだことを実践に移せる場があります。

質問者:仕事と勉強の両立など、大変だったことはありますか?

宮城:平日夕方の時間や週末の時間に授業がありましたが、ほぼオンラインで行われたので仕事や子育てとの調整がしやすく、とても助かりました。

アイパブリッシングでは1日8時間の勤務時間を柔軟に調整できるため、業務時間内に授業を受けた分は休日に仕事をしたり、集中的に資料を作りたい時には有給を取って作業することもありました。頑張れた理由は、本プログラムの内容が、自分にとって興味関心があり、会社のミッションとも近い内容だったことが大きいですね。

質問者:印象的に残っている科目について教えて下さい。

宮城:全ての科目が印象に残っているので一つに絞るのが難しいのですが...、行政の仕組みを知った上で、地域に今あるものをどう活かすか考え、地域の課題を行政に提案するプロセスを学べた科目が印象的でした。例えば、「地域お題解決プログラム」のように、地域の課題について自治体の総合計画書に照らし合わせながら、自治体や地域が目指す姿に沿った解決案を提案したことなどです。

質問者:この資格を取得する中で学んだことを今後どのように活かしていきたいですか?

宮城:アイパブリッシングの企画戦略室では、自治体や地域と連携する仕事が多いことから、学んだことを日々の業務に活かせると考えています。その中で、民間企業としてただ利益を求めるのではなく、市民目線を大切にしている人々と沖縄の産業の活性化に貢献し、沖縄の人に恩恵が行き渡るようにしたいと考えています。

どのような形になるかわかりませんが、行政と民間と市民団体が、お互いのできる/できないところを補完しあえる場を沖縄で作れたらいいなと考えています。

質問者:沖縄支社の新しい事業として形になるかもしれませんね、楽しみにしています。今日はお話しいただきありがとうございました。

インタビューを終えて


いかがでしたでしょうか。前期、後期ともに最終発表ではレポートやプレゼンテーションが課せられているなど、かなりハードな内容だったようですが、「会社の制度として、スキルアップに取り組みやすい環境が整備されているので、1年間続けることができた」とおっしゃっていたのが印象的でした。

弊社での働き方や業務内容に興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お問い合わせください。現在、弊社 開発部と企画戦略室にて、ICTを使って社会を良くするサービスに携わりたい方を募集しています。

アイパブリッシング株式会社
https://www.ipublishing.jp/recruit/


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