ippo アップサイクル

廃材は誰かの宝! 廃棄花や工芸品の廃材、端材などをアップサイクルしています。身近な社会…

ippo アップサイクル

廃材は誰かの宝! 廃棄花や工芸品の廃材、端材などをアップサイクルしています。身近な社会課題を独自取材! ippoの活動や作品、noteを通して社会課題を自分ごととして捉える“ippo”を踏み出してもらえたら幸いです。

最近の記事

フラワーロスや業界の未来と向き合う「スマイルフラワープロジェクト」

コロナ禍による市場縮小で生じたフラワーロス問題の改善や、規格外として廃棄されるお花を救いたいとの想いで2020年4月にスタートしたプロジェクトがあります。[株式会社ジャパン・フラワー・コーポレーション]が運営する「スマイルフラワープロジェクト」です。今回はその責任者・山本さんにお話をお伺いしました。 コロナ禍で深刻化したフラワーロス プロジェクトが始動した2020年4月といえば、緊急事態宣言が発令された頃。「本当に全てがストップしてしまったんです。生産者さん、市場関係者、

    • 1800→6(福岡県八女手漉き和紙)

      今回は、福岡県筑後地域の伝統産業「八女手漉和紙」のお話。[溝田和紙工房]の4代目・溝田俊和さんに、八女手漉き和紙の現状や課題をお伺いしました。 古紙回収の仕事をしていた溝田さんは、奥さまの実家の家業だった手漉き和紙製造所の跡を継ぐ形でこの道に進んだと言います。「特に迷いはなかったですね。面白そうだなと思いました」。2007年に久留米大学で発足した比較文化研究所の「文化財保存科学研究部会」の研究部会員としても活動しており、防虫効果のある和紙を作るなど、和紙の可能性を広げる取り

      • エゴのかたまり(アップサイクル活動を始めたきっかけ)

        はじめまして 福岡を拠点に、廃材や端材のアップサイクルを行っている[ippoアップサイクルプロジェクト]の中西と申します。 私は2021年まで、普通の会社員として地域情報誌の編集長をしておりました。しかし、コロナ禍で大打撃を受け、試行錯誤しましたが力及ばず廃刊となってしまい、今年に入って新たな人生の転機を迎えました。 そこで始めたのがアップサイクル活動です。 「え、なんで?」と思って下さった方、ありがとうございます。 今回は、その理由を書いてみようと思います。 今思

        • 日本サステナブルフラワー協会代表理事・安永かおりさんの想い(フラワーロス)

          廃棄花を救うための日本初の協会「日本サステナブルフラワー協会」。 私がippoを立ち上げようと思ったきっかけとなったのがこの協会の取り組みでした。 草花が好きな私はある日、 「生花店の35%ほどの花が廃棄されている」 「結婚式場で残った装花がそのまま捨てられている」 「コロナ禍でイベントが減少し、花農家さんが大量に廃棄せざるを得ない」 そんな残酷な現状を耳にして、「私にできることは何だろう」と、いてもたってもいられなくなりました。 協会では、「再び咲く」という意味を

        フラワーロスや業界の未来と向き合う「スマイルフラワープロジェクト」