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『これでいいや』はもったいない!テイクアウト容器の持つ役割

テイクアウトを始めた飲食店の方と
お話すると、残念に思う一言があります。

『容器は何でもいい』

弁当を本業としている自分たちは絶対に言わない言葉
おそらく値段とサイズで決めているかと思うのですが・・・

もったいないっ!!
きっと、味に自信があるからこその言葉。
でも本当にその美味しさを、そのパックで伝えられますか?
食べるとき、あなたのお店を思い出してもらえますか?
店でお皿を選ぶときは、何でもよくないですよね。

しかもテイクアウトの場合、容器や包装資材が担うのは
器としての役割だけではありません。
もちろん汁が漏れないとか蓋がしっかり閉まって
衛生的とか現実的な機能も大切だけど、それだけじゃない。
弁当容器や紙袋など包装資材は料理をより美味しく見せ、
あなたの店を再現する演出装置。

弁当容器はあなたの店自体

店の看板をつけるようにロゴシールを貼る。
店のテーブルやイス、食器を選ぶように容器を選ぶ。
カジュアルな店ならポップな柄の丸みのある容器
シックな店ならモノトーンの角がある容器
のように、買って帰ったお客さんが家で
あなたの店の雰囲気を思い出して貰えるように選ぶ。
そうすることで、次は店で食べようと思ってもらえるし
お店を誰かに紹介するツールにもなる。
テイクアウトは小さな支店の役割を果たしてくれるはずです。

今はテイクアウト容器も様々な種類があります。
皆さんが思っているよりも商品価値に大きく
影響するものですから、『何でも』なんて言わず
色々探してみてくださいね!

近いうちに実際の用途に合わせた選び方や
機能の話も書こうと思っていますのでお楽しみに。


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