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子育ては親育て

息子は小学生の時不登校になったが、そんな中中学受験をして、とても素敵な学校、先生方に巡り合い、中学校では勉強に部活にとても楽しく登校することができた。そしてそのまま高校へ進学して間もなく、難病発覚。本人の意思を尊重し、通信制高校へ転校した。

通信制高校へ転校して約1ヶ月が過ぎた。

息子の様子と言えば、なんら転校前と変わりなく、楽しそうに日々過ごしている。大変そうなのは、転校前の高校で全く単位が取得できていない状態だったため、12月までに提出しないといけないレポートの数が半端ないことくらいかな(笑)

正味2ヶ月くらいで高校1年生で履修予定の科目を勉強するというなかなかハードスケジュールな高校生活を送っている。

メンターとの面談で勉強の進め方や今後の進路について話したりとサポート体制もしっかりしていて、親としても安心して見守っていられる。息子はテニススクールに行っているので参加していないが、部活動やサークルもたくさんある。

今回転校して感じたことは、少数派の通信制高校に転校させることは全く心配ではなかったかと言われるとウソになるけど、実際転校してみたら魅力的な部分もたくさんあった。

決まった時間割はないため、自分で計画を立てて、実行していく力が養われること、指示待ちではなく、今の自分にはどんな勉強をしたらいいのか考えられること、読書しようかなと思えるほど時間に余裕ができたことなどなど…

自分も周りの人も進んだこともない道に進ませることは親として心配だし、勇気もいったけど、進んでみたら、そこもまたいい環境で、決して多数派と違う道を選んだことに引け目を感じることは全くない。

むしろ、引け目を感じることがその選択をした子どもたちに失礼だし、少数派の道を選んででも、自分の夢を実現するために立ち向かう姿勢は見習いたい。

本当に子育てって親育てだな…

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