共同生活２６日目

⭐️⭐️⭐️
（星の数でこの記事のオススメ度を
５段階で評価しています）

皆さんこんばんは
フリックフラックの髙橋壱歩です。

いつも僕の記事を
お読みいただきありがとうございます。

さて今日は
共同生活について
書いていくシリーズの第４弾です。

いやぁ、前回はね
同居人であるキイロイゾウサンの単独ライブを
中心に書かせていただいたんですけども

キイロイゾウサンのご両親からファンの方まで
たくさんの方が
読んでくださったみたいで

しかも
面白かった
という感想まで頂きまして

いやぁ本当にありがたい話ですよね。

あの記事絶対長かったでしょ

それを最後まで読んでくださるなんて

今日はね、
もうちょっと軽い感じで

ポップな感じで
書いていこうと思いますので

皆さんどうか最後までお楽しみくださいませ。

（タイトルの日数なんですけども
記事の内容とちょっとズレていたりして
だいぶややこしい感じになってますが
２６日目と言うのは
本日７月１３日時点での日数です。
なんか前回の記事でだいぶズレてしまったんですが
今回でちょっと修正しました。

正確な日数は僕ちゃんと把握してるんで
まあその辺は読者の皆さんも
好きなように認識してください！）

共同生活１５日目
『クロギ両親　襲来』

はい、これは単独ライブの次の日ですね。

前日、割と遅い時間まで
お祝いのようなものを家でしてまして

で、各々が疲れ切った体を
休めているところに
なんと

クロギのご両親がやってきました。

僕起きたてで
ほぼ裸の状態だったんですけども

急いで服着まして

クロギのご両親も
まあ遠くから来られてますから
そんなに上京する機会もないでしょうし

せっかくやから息子が住んでいる家が
どんなもんか見たかったんでしょうね。

家は最悪の状態でした。

まあ前日に大仕事やってのけた２人と
中仕事やってのけた１人が生活してますからね

昨日の夜も片付けなんか全くせずに
泥のように眠ったわけですよ。

これは一番見られたくない日に
来てもうたなぁ
なんて考てる僕をよそにですね

ご両親が
簡易ルームツアーを
はじめたわけですよ。

「へぇ〜ここでみんなでご飯食べてるのねぇ」

「はぁ〜ここがトイレになってるのかぁ」

みたいな感じで

でね、この時にね
まあご両親は全く悪くないわけですよ

僕たちが片付けて無かったから

僕たちのせいで

あまり見られたくないものを

見られてるわけですから

でもね１つだけやりづらいというか
問題ありまして

何言うてるかマジでわからん瞬間が
めちゃくちゃ増えるんですよ。

だって考えてみてくださいよ

その時家にね、
キイロイゾウサンと
クロギご両親と
僕の５人ですよ。

僕以外の４人が全員
宮崎県民なんですね。

で、キイロイゾウサンの２人は
普段結構封印してるんですけども

ご両親きてたら
いつもよりも方言に寄るじゃないですか

マッジで何言うてるかわからん瞬間が
多発するわけですよ。

でね、クロギ母の

「ホンマにね、
この家で一番しっかりしてるのは
壱歩くんやから頼むね」

みたいな感情こもったセリフほど
聞き取れないんですよ。

ニュアンスで感じ取るしか
ないんですよ。

人間って
感情こもってる時の方が
母語が出るじゃないですか

で、クロギ父はね
寡黙な方なんですけど

前日にあんな熱い男の約束みたいなん
してるんで

なんかちょっとだけ気まづいんですよ。

こんなにすぐ会うと思わなかったんで

「息子をよろしくお願いします。」

「はい！お気をつけてお帰りください
またうちにも遊びに来てくださいね」

の翌日ですからねこれ

このセリフの「また」が
２４時間も経たないうちに訪れるとは
思わないじゃないですか

そうこうしているうちに
僕も家出ないといけない時間が
迫ってきまして

鏡の前で一丁前に髪の毛セットしてましたら

クロギ母が
目と鼻の先の距離、

めちゃくちゃ至近距離で
観察してきました。

「はぁ〜そんな風にセットするんやね。
はぁ〜。かっこいいねぇ〜」

いや、近い近い近い！

あんま息子の同居人の
オフからオンに切り替わる姿
そんな間近で見いへんやろ！

この日はこんな感じの
お昼でございました。

クロギのお父さん、お母さん

また勝手に書いてしまい
申し訳ございません

この日は何のおもてなしも
出来なかったんですが
次は色々準備して
お待ちしてますので
いつでもお越しください

（結局その日、
クロギ父と一度も目合いませんでした）

１６日目、１７日目は
特に何もありませんでした。

共同生活１８日目
『え、え、え　今日何かあんの？』

この日、朝起きて
SIZUKUの部屋を覗いてみると
こんなことになっていました。

いやいや、何しとんねん

SIZUKUはね、帰ってきてから
ずーっとキャンプ好きを
公言してるんですけども

僕は正直ちょっと疑ってるんですね。

ホンマにガチ勢なんかって
１回キャンプ好きの人に
判断して欲しいんですけど

この行動ホンマにキャンプ好きとして
合ってます？

キャンプ好きの人ってホンマに
部屋にテント張るんですか？

謎すぎますね。

どういうこと？

って聞いても

「僕毎日キャンプしたいんです。
部屋にテント張ったら
気分味わえるかなぁ
と思って」

「お前部屋６畳やろ？」

「はい！壱歩さんの部屋やったら
もっとゆったり張れるんですけどねぇ」

「いや、張るなよ！絶対張るなよお前！」

絶対張るなよ
ってツッコミ初めてしましたわ

しばらく過ごしてますと
SIZUKUが出かける準備をはじめました。

「どっか出かけんの？」

「はい！今日はお出かけです！」

へぇ〜何かえらい楽しそうやん

何かいつもよりも
SIZUKUがウキウキしているのが
伝わってきました。

「へぇ〜そうなんや」

「壱歩さん香水貸してください」

え、

え、

まあええけど、

「おん、あんま使うなよ！」

「じゃあそろそろ行きますかね」

ちょうど出発の瞬間の彼の様子がこれです。

え、あのオレンジのバンドを…？？？

あの、単独ライブのネタ中にさえ
この２週間くらい
風呂でもつけていた

あの２４時間肌身離さずつけていた
あのバンドを

こいつが外しただと…？

え、え、え、

何でそんな今日おめかししてんの？

SIZUKU〜

今日なんか楽しい予定でもあんの？？？

共同生活１９日目
『いまさら』

この日僕は養成所で
レッスンがありまして
夜遅くに帰ってきました。

すると、クロギが
作業をしていました。

え、めっちゃDIYしてるやん

あのね、これルームシェアしはじめて
気がついたんですけども

僕ね、SIZUKUの方が多趣味やと
思ってたんですよ。

まあバイクからギターからキャンプからね

色んなものに手出してるじゃないですか

だからゾウサンファンの
皆さんのイメージも
そうだと思うんですけども

それは完全に間違いで
クロギの方が多趣味ですね。

毎日のように違う遊びの用事で
出かけたり家で作業したりしてますから

この日も壁にかけるボード？
みたいなものを手作りしてました。

いやいや、

先電気つけろよ

あのね、前にも記事で
書いたかもしれないんですけど

僕ら３人それぞれ部屋あって

クロギの部屋だけ
電気ないんですよ。

電気ないって言い方じゃ
伝わらないですかね。

あの〜
普通はね
部屋入ったら
スイッチ押すか
天井から吊り下がってる紐を引っ張って

電気つけるじゃないですか

でも彼の部屋の場合は
電球とか蛍光灯を
つけるための
円形とか四角形の本体が
そもそもついてないんですよ。

それをつける前に棚を作ったり
色々DIYしてるんですね。

いやいや、先電気やろ

その日のその時間は
まだSIZUKUが帰ってきて無かったので
彼は部屋で作業
僕はダイニングもどきで
飯を食っていました。

ある芸人さんのYouTubeチャンネル見ながら
飯食ってますと
急にクロギが話しかけてきました。

「壱歩てさ、いつから芸人なろうと思ったん？」

ほお

根本ですねこれ

「なんで？急にどうしたん？」

「いや、だっていっつも芸人の
YouTube見てるやん？
元々お笑いオタクやろ？
いつ芸人なろって決めたんかなぁと思って」

「あぁ〜まあ元々オタクやなぁ。
中２かな」

「あ、やっぱり大阪ってそうなんや！
はやいんやな。
俺中２の時まだ公務員なろうと思ってたわ」

逆やろ

この時気がついたんですけど

僕ら一緒に住んでるのに
この時まで

いつから芸人なりたいと
思ってたとか
何でなりたいと思ったか
みたいな
根本的な会話一回もしたこと
無かったんですね。

いや、今更やな！

小っ恥ずかしいわ！

電気つけろはよ！

そうこうしてるうちに
SIZUKUが帰ってきました。
（ここからの会話はちょっとややこしいので
わかりやすく書きます！）

S「ただいまぁ〜」

ク、壱「お帰り〜」

S「壱歩さん、僕明日
日本一周終わって初バイトなんですよ」

壱「あぁ〜そうなんや。
３ヶ月間日本一周してたらやっぱ変な感じする？」

S「そうですねぇ。
ずっとしてませんでしたから。
初めて行く場所ですしね」

ク「初めてのところってやっぱ緊張するよなぁ」

S「そうなんよ。
やっぱり仕事以外の人間関係とかが
大変やったりするよな。」

ク「俺も大阪の時のバイト先で
それがあんま上手くいかんかったなぁ」

え、え、え？

バイトってそんなもんやろ！

何を自分たち独自の見解みたいに
当たり前のことをベラベラ喋っとんねん

しかもお笑いの話した後に

その後SIZUKUと２人で
ちょっと飲もうという
ことになりました。

この家ではクロギは
あまりお酒が飲めないので
大体二人きりになります。

「壱歩さんってはましょーとか聞くの？」

「はましょー？あんま知らんなぁ」

「僕めっちゃ好きなんですよ。
何知ってます？」

「え？まああれやろ
『Money』やろ」

「はいはい」

「あと〜あれ、『悲しみは雪のように』？」

「はいはい、
え？『もうひとつの土曜日』は
知らないんですか？
一番有名ですよ」

「知らんなぁ。
あ、でもあれは知ってるわ！
ゆう〜べ、眠れずに〜
泣いていたんだろ〜♪
のやつ」

「いや、それが『もうひとつの土曜日』ですよ！」

「あ、そうなん？タイトル知らんかったわ」

「ていうか、壱歩さん
歌唱力上がりました？」

「え？」

「何か歌上手くなってません？」

そこで気がついたんですよ。

あのね、僕らまあ一緒に住み始めて
この時点で３週間弱だったんですけども

SIZUKUってね
まあずっと歌ってるんですよ。

まーあ何かしら
ずっと歌ってるんですね。

で皆さんもご存知だと思うんですけども
上手いんですね。

いつもスマホで音楽鳴らしながらか
ギター弾きながら
歌ってるんですけども

僕も一緒に歌ってたりしてたんですね。

で、クロギはほとんど
歌わないんですけど

一緒に歌ってるとね、

歌上手い人って
この音を出さなあかん！ってのを
一発目で出せるんやろうなってのが
何となくわかってくるんですね。

歌下手やと
この音
ってのが出てこないんですよ
違う音が出てまうんですね。

だから、
ある程度声出し慣れてる人は
歌下手でも
その位置さえわかれば
改善されるんちゃうかって
僕は素人なりに考えたわけですよ。

これが自然にできる環境なんですね
ルームシェアって

だから多分半年後とか
相当歌唱力上がってますよ僕

この日は色んなことを話した１日でした

２０日目何にも無かったです。
飛ばします。

共同生活２１日目
『そんなことよりも先に』

僕の方は前日に夜勤のバイトがありまして
帰ってきて夕方ごろおきますと
１人でした。

え

あのね、この時点で
一緒に住んでいるのにも
関わらず
３０時間は２人と会ってなかったんですよ。

予定もバイトの時間も
全員全部ズレてますし

はよ帰ってこうへんかなぁ
なんて思いながら
洗い物をしました。

下の段
なんか気持ちいいですね。

そうこうしているうちに
クロギが帰ってきました。

なぜか気がついたら
お互いにハグしてました。

一緒に暮らしてても
３０時間顔見なかったら
ハグしてまうもんなんですね。

その直後、

クロギDIY開始

棚ほぼ完成

いやいやいや

電気電気電気！

これ
ちょっと明るいのは何かって

デスクについているような
ちっちゃいランプですよ

その前にまず電気やろ！

どんだけ部屋を綺麗に
飾りつけたところで
電気がなかったらまともに見えへんやないか！

共同生活２２日目
『再び』

この日養成所から帰ってきますと
SIZUKUがいまして

再びハグですわ

何でなんですかね

１００００人達成の瞬間ですら
しなかったはずなのに

クロギの部屋に行ってみますと
まだまだ散らかっていました。

「まだ結構かかりそうやなぁ」

「そうやねん、押し入れの中とかは
結構整理できたんやけど」

「ん？何これ？お前お金ほっぽり出すなよ」

僕が見つけたのは５０００円札でした。

クロギが５０００円札を部屋のど真ん中
床に放置していたのです。

「あぁ〜それね、
さっき見つけたんよ
部屋の掃除してたら急に出てきたわぁ〜」

え、何そのテンション

おかしいやろ

普通ね、
部屋の掃除してて
お金見つかった時って

「よっしゃー！
記憶ないとこからお金出てきた！」

が正解ですよ

１００円とかでもこのくらい
喜びますよ

それが５０００円ですよ？

若手芸人にとっての５０００円て

何日生活できるかわかんないですよこれ

それを

「見つけたわぁ〜」

って何やねん

１００００円出てきた時しか
喜ばんってこと？

ほんではよ電気買えよ！

今すぐその５０００円持って
電気買いに行け！

買えるんかわからんけど！

普通もともとついてるから
相場知らんねん！

キイロイゾウサンの
お父さん、お母さん

今日も記事読んでくださっている
でしょうか

こんな感じで息子さんたちは
今日も元気です。

ではまた明日