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中古車市場動向

不足は解消

部品不足による納期遅れは解消へ向かいそうです。
「生産ペースが通常の状態に戻った自動車メーカーではディーラーへ配車する台数が増え、車種によっては納期が1~2カ月短縮し、ユーザーには当初予定より前倒しで納車されるケースも出始めている。」

解消されれば価格は戻る

顕著なのは納期待ち客へ転売が横行していたテスラ社の車です。
「テスラの中古車価格は他のメーカーよりも急速に下落している。クリーンエネルギーの象徴でもあるテスラ製EVが、売れないままディーラーの駐車場で眠っている期間も長くなっている。」

「アナリストらは、8月に販売されたテスラ製中古車の3分の1近くは2022年モデルであり、元々の購入者が転売益を狙っていたことがうかがわれると話している。」

金利が上がり購入意欲減

「中古車販売大手の米カーマックスは業界の苦悩を浮き彫りにしている。22日に発表した9~11月期は86%の減益だった。」

「金利の上昇で多くの購入者が市場から押し出されてしまった。米自動車専門サイトのエドモンズ・ドットコムによると、米国の中古車ローンの平均金利は11月に10%を超えた。」

日本はこれから

新車が出回るようになった今、中古車の価格が下がり始めるのはこれからっかもしれません。
ただ、日本の金利は大きく上がっていないため、アメリカほどの落ち込みは無さそうです。

また過去記事でも書きましたが、乗り方買い方に様々な方法があるため、中古車市場の急劇な変化ではなく、緩やかに安くなるイメージです。

参考資料プリウス中古価格

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