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電源不要の軽量パワーアシストスーツ

運動器のサポーティングシステムメーカー、ダイヤ工業がパワーアシストスーツ「DARWING Hakobelude(ダーウィン ハコベルデ)」を販売している。製品名は岡山県の方言「運べるでえ!」に由来する。

特殊高反発ゴムと、専用のポンプで空気を入れることで筋肉のように収縮する人工筋肉で装着者の動きをサポートする。

ゴムと空気の力を使うため、電気を必要としない。そのため稼働時間を気にせず使え、突然の雨でも心配ない。屋内・屋外問わず使える全天候型。

3kgを超える製品もあるなか、総重量は約800gと、牛乳パック1本分より軽い。さらにアシスト機能のON・OFFの切り替えができるので、使わない時はいちいち脱がなくてもいい。価格は8万円台。

農業従事者の高齢化や労働人口の減少で、労働力不足となっている日本には必要な製品だ。肉体作業がロボットに代替される時代になるまでは、こうしたパワーアシストスーツが活躍するだろう。


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