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回り道して道草食って生きようか。


今までとにかく生き急いでいた。
焦っていたし、じっと止まっていられなくて
止まったら感情に飲まれちゃうんじゃないかというくらいの恐怖で自分から逃げたくて逃げ続けた結果、傷だらけボロボロの自分と対面した。

病気になって、うんと自分を知るようになり、
たくさんの良いところも嫌なところも自分と出会ってきたことに気づく。

生きていることが辛かったから、生き急いで早くこの世を終わろうとしていたと思う。

でも、身体を痛めつけボロボロで死にかけたとき生きてることの幸せを知ることもできて、
初めてまだまだ生きていたいと強く思うように変化。

生き急いでゴールばかりを目指さず、回り道して景色や出会う人との経験を楽しむ

人生は短いと思っていた。
でもそれは生き方次第かもしれない。

無理しない生き方をするならば、人生は少し長くなるかもしれないから。

どちらにしても、人生100年時代が本当だとして私が病気で寿命が20年短くなったとしてもあと20年くらい生きるとしてまだ時間はある。

つい焦って今までの癖で、詰め込んで生きようとしそうになるがもう無理できない。

のんびり回り道コースで今までとは違う景色を見たり、出会う人達との経験を楽しんで生きるのはどうだろうか、と思う。

人生が豊かになる。


道草を食う

私は目的地を目指していてよく道が逸れる。
よそ見して興味を持つものが視界に飛び込んでくると注目してしまう。

昨日もタコライスのソースを買いに行ってポテトチップスの新しいコンソメ味の辛いやつと、新発売のラングドシャの巻いてあるバター多めのクッキーと、大好きな塩味のおかきを買ってきてしまった。

目的以外の物は、本当に不必要だとは思うけど夕飯の後、新しい味だねー!とか言って子供達とお菓子を美味しくいただいて人生は豊かになっている。

タコライスソースを買うために二軒スーパーを
ハシゴして一人の消費者として少しは活躍できたかもしれない。


自分を追い立てていた

周りの人達との交流を楽しんだり、美味しいご飯やおやつを食べてワイワイしたり、ゆったりと時間が流れることを出来なかった。

いつも時間に追われて、自分を追い込んでいて
心に余裕がなかったから。

その場にいても心ここにあらずなことが多かった気がする。

今という時間を大切に過ごすようになってから
子供達とも、元夫ともケンカはするけどすぐ仲直りするし引きずらず仲良しになったと思う。

目の前の相手との時間は今しかない、

と思うようになると揉めてることも大した事じゃなく思うし、一緒に居られることがありがたく幸せを感じる✨

最短ばかり目指さなくてもいい

すぐ近道してでも最短ルートでゴールを目指そうとしてしまうけど、多少遠回りの道もまぁいいか、と思う。

遠回りのようで実は近道だったりってことあるしね。ムダを省いてばかりじゃなくてもいいのかもしれないと思うこの頃。

歳のせいかもしれないけど。



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