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思い切って家を出たらそこは雲の上

どよーんと曇ったそんな日でも、山の天気をチェック。てんきとくらす「A」。

朝日を見に行こうと眠たい目をこすりながら家を出た。

雲を抜ける瞬間

私の住んでいる那須の街から見える夏でも白く見える山。茶臼岳だ。

家を出た時は霧雨が降っていた。車で段々と標高を上げていくと霧に変わった。これが雲の中。いつ抜けるかとワクワクしながらアクセルを踏む。

突然パッと視界が開ける。気分は晴れる。よっしゃ。

雲の上の散歩道

峠の茶屋駐車場を3:30に出発して、茶臼岳を目指す。最初は真っ暗でヘッドライトをつけて進んでいく。風で葉っぱがそよぐ音が獣が動くガサガサの音に聞こえてビクビクする。これは夜じゃないと味わえないスリル。

20分ほど歩くと森林限界を超える。振り返ると1日が始まろうとしていた。

中央左の明るい星は多分金星

さらに山頂を目指して登っていく。ウィンドシェルを脱がずにここまでやってきたが快適だ。那須の山はいつでも風が強いが、暑い時期はこれがとても気持ちが良くてお気に入り。

そんなこんなで山頂に着いた。

茶臼岳山頂の鳥居と見渡す限りの大海原

大雲海大勝利!思い切って家を出てきてよかった。ここまで来なければ、厚い雲の下にこんな綺麗な景色があることに気づくことなく今日を過ごすところだった。

写真ばっかりで前に進まない

ロープウェイ山頂駅側に降りた先にわたしが1番好きな景色がある。山頂付近の無機質な雰囲気とはちがってヨーロッパのような草原が広がっている。

那須で1番好きな景色

もう少し進んだところで雲海からようやく太陽が顔を出した。4時44分。1日の始まり。ヘッドライトを消して帰路についた。

おはよう太陽

本日のコース

那須のベストルートは多分これ

追伸

先日公開した投稿へのたくさんのスキ!ありがとうございます。
noteさんに「今日の注目記事」へ取り上げていただいたり、Twitterアカウントで紹介していただきました。おかげさまで自分の経験、考えをアウトプットする楽しさを知れたこと本当に感謝します。

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