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[AI・デザイン] Adobe Photoshopのニューラルフィルターでおじさまを若返らせてみた

こんにちは、ipoca@逆襲の女子デザインチームのクリスティーヌです。

先日、Adobeから「ニューラルフィルター使ってみて」というメールがきました。
UIデザイナーからするとニューラルフィルターは聴き慣れない機能ですが、最近AIや機械学習について勉強していたので「ん?ニューラル?」と思ったわけです。

人工知能(AI)の技術の中に、ディープラーニング(深層学習)というのがあるのですが、このディープラーニングで最も普及した手法が、多層のニューラル・ネットワークによる機械学習方法と言われています。
人間の脳神経系の「ニューロン」を数理モデル化したもので、ディープラーニングの基本の「キ」です。

簡単にいうと、画像をセットするとどんなデータなのか解析して、中間層ではどんな加工をしたいのか?という情報を含めて、元の情報を壊さないようにいい具合に調整して、データが出来上がります。※色々と雑ですみません。

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Adobeのニューラルフィルターとは

Adobe Creative Cloud 2021版のPhotoshopに追加された、新機能の「ニューラルフィルター」は、スイッチひとつで、人物の画像を簡単にキレイにしてくれるというもの。

中でも、被写体の年齢を若返らせたり、年を取らせたり、真顔から笑顔にしたり、への字口にしたり。
それを主に、以下の機能2つで出来てしまいます。

・肌をスムーズに
・スマートポートレイト

特にAdobeのこの紹介動画が良く出来ているので、興味のある方はぜひ!

ニューラルフィルターの使い方(見た目年齢変更!)

①まず、メニューの中から「フィルター > ニューラルフィルター」を選択。
画像を読み込みます。

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②まずは「肌をスムーズに」のスイッチをONにしてみます。

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肌のシワやシミが目立たなくなって、美肌になったことで、少し若返って見えます。(でも、これは副次的な効果)

③若返らせてみます!いざ40年前へ!
・スマートフィルターをONにして
・被写体>年齢を 左寄せに変更(過去→未来になっている)
・被写体>髪の量を 右寄せに変更(折角なので増やしてみる)

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おぉ〜!!確かに若返っている。。
さらに美肌になり、お顔がふっくらとして
顎のあたりもスッキリしているし、広角もあがりました。

ただ、髪の量はこの機能だけに頼ると、今ひとつですね。
ちょっと、髪が伸びっぱなしの人みたいになってます。
若くて働き盛りだから忙しかったんですかねぇ。
現在(?)の方が男前カットです。

④では、ついでに時を進めてみましょう!今度は50年後!

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白髪ダンディになりました。お顔のシルエットも変わりましたね。
でも、お年を召されても、相変わらずの男前ぶりでした。

ニューラルフィルターの使い方(白黒→カラー復活)

このニューラルフィルター。白黒の画像を、カラーに変更することもできます。どのくらいの再現性なんでしょうか、試してみました。

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おぉ〜〜〜!!!カラー写真になりました!
方法は、簡単です。
「カラー化」のスイッチンをONにするだけです。
再現性ですが、このボールは、本当はまぁまぁなショッキングなピンクだったんですが、芝生はちゃんと緑になっていますね!ちょっと感動しました。
(写真は、一番輝いていた幼き頃のクリスティーヌ)

総括:ニューラルフィルターは正直どうなの?

ちょっと面白くなって、色々試しましたが、何度かニューラルフィルターが落ちました。おそらく、あれこれ試すと、ログのために処理が重たくなってしまうのかなと思いますが、最新版のPhotoshopでは落ちるという証言もあるみたいです。それでも、これをベースに画像加工をサクサクできるならすごいことですよね。これからに期待です!

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!


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