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敗者の栄光

スポーツや武道などの試合は勝負ですから、勝つこともあれば敗けることもあります。

勝った者は称賛されますが 問題は敗者の姿勢です。

敗ける者にも漢(おとこ)っぷり、というものが求められる。

潔く敗けを認めて勝者を称えるのがスポーツマンシップの正しい在り方です。

素直に敗けを認め、その試合で良かった点と悪かった点を正しく洗いだし、次の試合までに修正して雪辱を果たしてこそ敗れた意味がある。

空手の世界に生きていますと、敗者側の言い訳というか、潔くない声明や態度を聞いたり目にすることがあります。

武道に夢を追う子供達がそんな醜い言い訳を耳にしたらいったいどう思うでしょう。

子供達が「勝負に負けたらゴネて言い訳するのが当たり前」などと勘違いしてしまったら、それは子供達にそんな思いをさせる大人たちに問題があるのです。

昔は「敗けてあっぱれ!」という言葉がありました。

勝負に敗けてうれしい奴なんて一人もいない。
しかし、どんなに悔しくとも、それを顔に出さず、勝者を称えてこそスポーツマンシップや武道精神の意味があるのです。

敗けっぷりにも美学というものがある!

それがわからなければ 選手の資格はありません。


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