見出し画像

精神障害者諸君 ! 黙って田舎に住みなさい

割引あり

1 障害者、 田舎暮らしをする。

 私は北海道の小さな田舎町に住んでいます。

 この町は人口約2万人。 地域の主力産業は農業という典型的な北海道の過疎の町です。 北海道の田舎町の全てがそうであるように この町は 保守的で、 退屈で 、全てが超スローテンポ。 都会とは正反対の長閑な田舎町ですが、 今コロナ渦 で このような静かな町が 脚光を浴びています。 なぜなら 環境と 住宅事情が 良いからです。 私は北海道に住んでいますので 県営ならぬ 道営住宅に住んでおりますが 2 LDK の家賃が 1万円以下です。 障害者の皆さんはたいていの人々が低所得層に 甘んじて おられます。 慎ましい暮らしを豊かに暮らすには 家賃、電気、ガス、水道の四つをいかに安くするかがカギとなります。 この いわゆる「 固定費」 をどれだけ節約できるかが大事。 過疎の街には 住民がみんな大都市へ出て行ってしまい、 住宅が 供給過剰になっている市町村が多くあります。 このような過疎地の住宅は 家賃が安い上に 借りて手がいなくて困っているケースがとても多いのです。 建設から 10年、20年経過していても 実際のところは ほとんど空室だった などという物件も少なくありません。 一軒家の場合は まだまだ住める中古物件や 最近だと YouTube のリノベーション動画などを見ながら ホームセンターに通い 、自ら補修や増築をしてしまう若者も大勢います。 スマホ いっちょうあれば、おしゃれな家具や便利な 建築資材を 取り寄せることができてしまう昨今ですから インテリア雑誌や イノベーションサイトを観て、 満足のいく 自分だけの空間を作り上げることも可能です。 ちなみに私のアパートのすぐ近くにある空き家は 街を離れて札幌の娘夫婦の所に隠居する老夫婦が「 もらってくれるなら タダで譲る」 と 新しいオーナーを募集したぐらいです。 都会に比べて 圧倒的な住環境の良さがある点で 田舎はズバ抜けています。 国民年金の障害基礎年金は2級で約7万円。 家賃が安い田舎の住宅事情の条件の良さはかなりのアドバンテージではないでしょうか。 

ここから先は

6,967字

ぜひサポートしてください。よろしくお願いいたします🙇‍♂