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豊かさを超えた貧しさ

障害者年金は国民年金一級で ひと月だいたい約9万円、二級で約7万円が支給されます。

障害者の大半は二級年金の受給となりますが、収入がこれ以外に無いのであれば最低収入に足りない分は生活保護が支給されます。

都市部の障害者はとても高い家賃負担を強いられますから、障害年金と生活保護(住宅扶助)を抱き合わせに受給する場合が多い。

金額だけを見るならカツカツの生活ですし、事実そうなんですが、社会の皆さまから頂く貴重なおカネですから 無駄なく感謝して遣わせていただいてます。


我々障害者は、まがりなりにも税金をいただいてますから、珈琲一杯といっても喫茶店やカフェには なるべく行かないようにしていますし、食糧品はスーパーやネットのまとめ買いで1円でも安く買うようにしています。

スターバックスのカウンターで飲もうと、自宅の台所で飲もうと、珈琲は珈琲。

喫茶店で飲もうとアパートで飲もうと紅茶は紅茶です。

私は貧乏には耐えられますが、貧乏臭いのは大嫌い(笑)。

ウェッジウッドのブルーウィローのカップで紅茶を嗜む事は我々には無理です。

しかし、たとえ百円均一ショップで買った器であっても、丁寧に御茶を煎れて、我が家の窓の外の山並みを眺めながら慈しんで御茶を飲みたい。

日東紅茶だろうと、リプトンだろうと、アーマッドだろうと、御茶が飲めるありがたさを意識して飲みたい。

日々の暮らしに感謝を意識したい!

そんな意識こそ、豊かさを超えた貧しさなのではないでしょうか。

ぜひサポートしてください。よろしくお願いいたします🙇‍♂