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夢のいしずえ


私は普段から精神障害者の地位向上を訴えるblogをよく書いてますが、我々の権利ばかりを声高に叫ぶばかりのモノの書き方も慎まなければならないと常に思っています。

われわれ、障害者は病院やクリニックに所属するスタッフや製薬会社の懸命の努力によって健康が維持されているのだ、という基本的なことを忘れてはならないからです。

私が心底嫌だ、と思うのは障害者差別であって、それをしない人々に罪はありません。

我々は社会に良く順応しなければなりませんし、自分たちが尊重されたいと思うならば、当然社会からの期待にも応えなければならない。

治療を拒否したり、犯罪行為に手を染める同胞が もしもいるならば、我々はそれを恥じなければいけません。

精神を病む人々は これからますます多くなります。

精神疾患に対する啓蒙活動やボランティアの育成、精神科看護師、ドクターの育成には国家予算が潤沢に投じられて欲しいですし、それを社会は必要としています。

我々 当事者もまた、社会に迷惑をかけないように常日頃から健康管理に気を配ることが第一。

私が精神を病んで37年。

この歳月のなかで精神医療は飛躍的に進歩しました。

人工知能やiPS細胞の開発によって精神薬は世界最高水準の精度で改良が加えられ、精神障害者へのバックアップも かつてとは比べものにならないほど良くなりました。

これからも精神医療はさらに進歩することでしょう。

おそらく遠くない将来、健常者とか障害者という区分や呼称すら無くなるかもしれません。

そんな未来を日本の精神障害者同胞 約400万人は こころから願っています。

ぜひサポートしてください。よろしくお願いいたします🙇‍♂