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イカロス出版

2021年、インプレスグループにまた1社、老舗の専門出版社が加わりました。イカロス出版株式会社は、グループとのシナジー効果を図りながら、苦境に立つ航空業界を盛り立てるための取り組みに挑戦しています。

航空分野の専門性を生かして
グループとのシナジー効果を目指す

イカロス出版株式会社

航空分野の専門出版社として40 年以上の歴史を重ねてきたイカロス出版は、インプレスグループ入りを機に、その専門性を生かして、出版業界と航空業界を盛り立てるべく、新たなスタートを切った。


40年以上の歴史と航空関連の専門性が強み

1970年に設立されたイカロス出版は、旅客機情報の専門月刊誌『エアライン』や旅客機でのフライトを楽しみたい人に向けた季刊誌『航空旅行』など、航空機や鉄道、ミリタリーをテーマにした雑誌や書籍のほか、消防・防災の専門誌、語学関連本や海外旅行ガイドを発行している。

また、航空機関連の出版から発生した事業として[イカロス・アカデミー]を運営。パイロットや管制官などを対象に、入学試験や採用試験を突破するための講座を開講して、1990年以来、多くの合格者を輩出している。

「〝空といえばイカロス〞と言われるようにしたかったので、〝空モノ〞は全部やろうという方針でした。創業前に勤めていた会社が旅行業界や航空業界の専門メディアを発行していたのですが、担当していた雑誌は、航空会社への就職、マニア向けの記事、スカイスポーツについてなど、航空機に関するあらゆるトピックスを扱っていました。新しく立ち上げた会社では、それぞれの専門誌を別々に出版していこうと考えて、『エアライン』のほかに、キャビンアテンダントを志望する人向けの『スチュワーデスマガジン』(2000年1月より『エアステージ』に改題)『外語スペシャリスト』(1998年より『通訳翻訳ジャーナル』に改題)など、ジャンルに特化した雑誌を創刊してきました」(塩谷茂代/元・イカロス出版代表取締役社長)


コロナ禍で苦境に立つ航空業界を盛り立てる

グループ入りを機に、インプレスホールディングス取締役副社長の山手章弘が代表取締役社長に就任。出版物の電子化など、グループとのシナジー効果を発揮するための取り組みに着手した。

「グループの出版事業は、企画立案から制作・製造、書誌登録・納品、販売プロモーション、物流管理などの全プロセスが最適化されています。そこに航空関連のブランド力と専門性を組み合わせることで、イカロス出版だけでなく、グループの出版事業の再成長を実現させるのが目標です。イカロス出版の主力テーマである航空業界は、コロナ禍で非常に苦しんでいる状況ですが、業界全体を盛り立て、関係する方々が少しでも元気になれるような面白い取り組みをしていきたいと考えています」(山手)


1980 年創刊の月刊『エアライン』は、航空業界と旅客機ファンから根強く支持されている。


美少女×ミリタリーというコンセプトが功を奏した季刊『MC☆あくしず』。


書籍は航空業界や鉄道に限らず、語学や農業など幅広いジャンルで展開している。


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