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なぜ日本のテレビは「グルメ番組」が多いのか?海外の料理番組との違いは?

1月21日は「料理番組の日」です。1937年のこの日に、イギリスのBBCテレビで、料理番組の元祖「夕べの料理」が放送を開始しました。初めての放送内容はオムレツの作り方だったそうです。ちなみに日本では、1963年の同じ日に日本テレビで「キューピー3分クッキング」が放送を開始しました。この番組は現在も続いている、長寿番組ですよね。

ところで、日本のテレビは「グルメ番組」が異様に多いと思いませんか? なぜこんなにもグルメ番組が多いのか、調べてみました。

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タイアップで制作費が安くて済む

グルメ番組が多いのは、制作費が安く済むのも理由のひとつだとか。芸能人とスタッフの数人で番組を作れてしまうため、広告費が減っているテレビ局にとってもありがたい存在なのだそうです。お店とタイアップすれば制作費がさらに安く済みます。

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街歩きグルメ取材はあまり経費がかからない

スタジオで収録すると、美術やシェフのキッチンの設備などにお金がかかるそうですが、街歩きグルメ取材なら、それほどお金がかからないとのこと。街歩き系のグルメ番組を見ない日はないくらいですが、それにはこんな理由があったんですね。

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意外と視聴者ウケしている

番組によって、多少は事情が異なるものの、街歩きグルメ番組は、作り込みがほとんどなく、ガチンコでレポートしているケースが多いのだそうです。そのため、臨場感や緊張感が視聴者にも伝わり「面白くて、つい見てしまう」のかもしれませんね。

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美味しい食べ物に興味がある視聴者が多い

ズバリ「グルメ番組は視聴率が取れる」のだとか! 毎日のように、さまざまなスポットやお店紹介などのグルメ番組が放送されていますが、視聴率が取れるということは、日本人の「食」に対する興味関心が強い証拠でしょう。面白いですよね。確かに「美味しそう」だと思う料理がテレビに映ると、つい見てしまいます(笑)。

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マグロや肉など赤い食べ物は本能を刺激する

数あるグルメの中でも、特に視聴率が取れると言われているのが「赤いもの」なのだそう。「食べたい!」「美味しそう」だと思うものって、マグロや焼肉など、赤いものが多いですよね。暖色系の色は、空腹中枢を刺激して食欲を増進させる効果があるのだとか。また、湯気のたつラーメンなど、温かい料理も人気だそうですよ。

日本では大人気のグルメ番組や料理番組ですが、海外ではどうなのでしょうか? アメリカやヨーロッパの料理番組では、日本とは異なり、アシスタントはおらず、料理人が話しながら、大胆に料理を作っていくことが多いです。そして、料理を作り終わると、料理人がその料理を食べてしまうことも。海外の食文化を学びたいなら、料理番組を見てみるのもいいかもしれませんね。

参考:

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

私たちは、伊藤忠都市開発という会社です。
「都市開発」と聞くと何をしている会社なのかイメージしづらい方もいると思います。
ざっくり言うと、「住生活」を中心とした総合不動産の会社です。

noteで「住生活」にまつわる豆知識・豆情報を主に書いています。(ときどき関係ないこともあります...)
以前は、Mediumで不定期連載をしていました。反響のあった過去記事をnoteにも書いて行こうと思います。


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