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祇園花街の聖地「歌舞練場」の重き存在感 The presence of "Kaburenjyo", a sacred place in Gion Hanamachi.

京都祇園には花街を代表する建物「歌舞練場」がある。宮川町歌舞練場と先斗町歌舞練場。
これらの劇場は花街の芸者衆が邦楽と邦舞を披露するところ。花街の代表的なイベント「都をどり/鴨川をどり」の聖地として存在感をいまも示している。

その一つ、先斗町歌舞練場は建設され90年が過ぎた。建物としても存在感をあり、東洋的な趣向を凝らした近代建築である。屋根には中国の蘭陵王の舞楽面を型取った鬼瓦が、守り神として据えてある。
外壁はスクラッチタイルが使われ、腰の部分には和を思わせる模様の装飾が施されている。

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入口に先日開催されたイベントのポスターが貼られてあった。見ると英語で表記。少し違和感を覚えたが、これも潮流に合わせてのことなのだろう。

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先斗町歌舞練場に訪れたのは2年前。
レポート & 写真/ 渡邉雄二

The japanese dance hall is where the very famous Gion geisha 's dance festival will be held.

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