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火焔太鼓は「極楽浄土」の地響き念仏のよう

親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年の慶讃法要が、京都 東西の本願寺で執り行われている。東本願寺では3月29日から第1期法要がはじまり第5期まで続き、5月21日で終了する。

先日、境内の特設舞台で火焔太鼓と火炎形の架台につるす大鉦鼓(だいしょうこ)、そして笙(しょう)や篳篥(ひちりき)などの合奏にあわせ「舞楽」が奉納された。阿弥陀堂と御影堂で同時に法要が開始され、法要の最終章に差し掛かったときに特設舞台から舞楽奉納の始まりを告げる音色が響いた。火焔太鼓の音は、お堂に祀られる本尊阿弥陀如来立像や親鸞聖人像の「極楽浄土」の導き念仏の地響きを思わせるものだった。
 
雅楽は2曲演奏され、まずは「抜頭(ばとう)」という唐楽の曲名の一つ。そして法要の終了にあわせ春の庭の花と戯れるようすを舞にした「春庭花」が奉納された。雅楽はアジア大陸の諸国からもたらされた音楽や舞に、古代の日本の音楽や舞が融合され日本の音楽として今日まで伝承されてきた。伝統音楽としては世界最古の様式とされている。
 
2回目の雅楽演奏と舞楽奉納は4月29日の予定されている。詳しくは東本願寺に問い合わせ確認してください。


堂内に設置してあるモニターより撮影
火焔太鼓
火炎形の架台につるす大鉦鼓


 
リポート&写真/ 渡邉雄二
 
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