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恵まれた環境の中で仏画曼荼羅を楽しむ 【仏画曼荼羅アート―法楽寺―】

大阪・南田辺にある法楽寺で仏画曼荼羅アート教室がスタートし先日の講座で4回目。参加していただいている皆さんはほとんど自転車か徒歩でお参りがてらのご近所さんである。通称「たなべのお不動さん」と呼ばれ親しまれている。

その境内の一角に樹齢800年といわれている楠がある。その幹に「天狗のお面」が結び付けられ、御神木として参詣者のほとんどはこの楠に向かって手を合わせる。


楠に前に「くすのき文庫」という施設があり、本が並ぶ書籍棚やピアノがおいてあるサロンのような空間で講座をさせていただいている。
今回は4回目とあって皆さんの顔と名前が一致するようになってきた。記憶力が低下している私には難題だが頑張っている。そして、少しずつではあるが連帯感のような雰囲気が生まれてきている。私にとっても進めやすい状況になってきたので有り難い。

題材の進み具合はそれぞれ様々であるが、とにかく私からは “マイペース” を提言している。体験会の課題であった干支本尊のお守りづくりでは袋の表書きに、描いた方とおなじ本尊をお祀りされている寺院で御朱印をもらった方も。また、釈迦三尊像にチャレンジしている方々のユニークな作品には驚かされた。


釈迦三尊像の背景には宇宙空間を思わせる円状の般若心経で埋め尽くされている。まず、台紙になる円状を作成されている。


般若心経の下には蓮の絵が描かれ、その外軸を彩るのはまた般若心経


釈迦三尊像のバックに般若心経で波が揺らぐかのように書かれている


釈迦三尊像のバックは般若心経で埋め尽くされるらしい。まさに、般若浄土のようになるのかな


今回、初参加の方は仏画を写す静寂の中に、時より聞こえてくる鳥のさえずりが心地よかった、と。きっと大木を棲み処にする小鳥たちだろう。
こんな環境を提供していただいている法楽寺さんや、楽しみとして通ってくださる方々に感謝しながら皆さんの取り組む姿を楽しませていただいている。

リポート&写真/ 渡邉雄二

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よろしければサポートお願いします。日本の伝統文化に関心を寄せています。若いころに文化圏の異なる地域の方たちとの交流で日本のことをあまりにも知らなかったことに気づかされ、それがきっかけで広く浅く学んでいます。拙いレポートですが、お目に留めていただければ幸です。