見出し画像

石舞台で幻の能が浮かぶ 【大覚寺を訪ね-Ⅰ-】

昨年末に郷里の友人と大覚寺を訪ねた。友人のたっての希望が大覚寺だった。学生の頃、大沢の池に思い出があるらしく同行した。私も20数年前にこの大覚寺を訪ね、石舞台を見学させていただいたことがある。それ以来の訪問である。
 
大覚寺には、勅使門の内側の白砂庭園の中に石舞台(6m×6m)がある。その正面が御影堂で、左側が宸殿、右に五大堂があり石舞台を囲んでいる。石舞台はどこから眺めても白砂に浮かぶ美しさは変わらない。夜の帳がおりるころ、かがり火に灯される石舞台で能の舞を想像するだけで幽玄の世界が浮かんでくる。
 
以前訪ねた折にもまったく同じことを想像した記憶がある。その時は、東京の某百貨店からの依頼で石舞台を使ってのイベント企画で能表現を提案させていただいた。残念ながら描いた幽玄の美は実現しなかったが、時は過ぎ去っても石舞台を眺めていると当時描いたイメージと同じ情景が浮かんできた。



 リポート&写真/ 渡邉雄二
 
#真言宗大覚寺派大本山 #大覚寺 #大沢の池 #嵯峨御所 #宸殿 #安井堂 #御影堂 #五大堂 #石舞台 #昔の記憶 #懐かしい出来事 #お能 #幽玄の世界 #イベント
 
#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道文化紀行 #尾道観光大志 #仏画曼荼羅アート #佛日
#福泉寺 #渡邉雄二 #心と体のなごみブログ #ライブインテリジェンスアカデミー
 
尾道・文化紀行 https://asulight0911.com/hiroshima_onomichi/

よろしければサポートお願いします。日本の伝統文化に関心を寄せています。若いころに文化圏の異なる地域の方たちとの交流で日本のことをあまりにも知らなかったことに気づかされ、それがきっかけで広く浅く学んでいます。拙いレポートですが、お目に留めていただければ幸です。