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ワケの分からない趣味にバンバンお金を使う年収800万円の男と、これといった趣味もなく給料は預けたいタイプの年収400万円の男、どっちがいい?

恋とお金、結婚とお金、男女とお金は、もっとも関心があるフィールドの一つです。

今回のシン・時事恋愛(2010年〜11年に連載していたオトナ女性のための恋愛コラムの再掲)は、「彼のお金、私のお金」がテーマです。

つきあうふたりにとって、お金の価値観が一致するのは大事なこと。
とくに、結婚して一緒に生活することを考えると、相手のお金の使い方に対して、つい首をかしげてしまうことがあるようです。

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 みなさん、こんにちは! 働き女子の“恋愛年末調整"を実行する「時事恋愛」、今回のテーマは「彼のお金、自分のお金」です。
   
 「恋と仕事のキャリアカフェ」では、「オトナの恋愛は人生設計」をモットーに、単なる色恋ではなくライフキャリアと結びついた恋愛アドバイスをしています。
 
 そのときに大切になってくる視点が、金銭感覚。以前「お金の価値観はケチりどころが重要」とお伝えしましたが、今回は再び、カップルとお金について考えてみたいと思います。
 
 最近、ある女友達が、つきあって間もない彼の金銭感覚について愚痴ってきました。
 
 「住んでるマンションの家賃が30万円だって聞いて、びっくりしちゃった。もちろん、立派なおうちだけど、そんなところにお金をかけるなら、もっと違う使い道があるだろう!って思っちゃう。なんか、もったいなくて」
 
 なるほど、なるほど。「家賃30万円」という響きのゴージャスさに惑わされないとは、感心、感心と思っていた数分後、今度は、別の話題に。
 
 「最近、大好きなブランドの靴を7万円で買ったんだけど、彼が『たかが靴にそんなお金を払うなんて信じられない』ってケチつけてくるから、むかついちゃって。自分で稼いだお金で買ってるんだから、ほっといてって感じじゃない!?」
 
 おしゃれを愛する彼女の気持ちもよーく分かるのですが、ひとつ前の話題と合わせて考えると、どうにも苦笑を禁じ得ませんでした。
 
 つきあい始めのころであればそれほど気にならない相手のお金の使い方も、結婚を視野に入れて、一緒に生活をすることを考えると、とたんに「むむむ・・・」となってしまうケースはよくあります。
 
 そもそも、お金にまつわるルール・方針は夫婦によって、実にさまざま。自分が育った家庭こそがスタンダードだと思っていると、ビックリする羽目に。
 
 共働き夫婦であれば、共有サイフ制(それぞれ同じ額のお金を入れる)の夫婦が多いですが、中には完全にサイフを分けている夫婦や、「貯金の上手な夫が、妻の収入も合わせて一括管理」「夫が固定費を、妻がそれ以外を払う」というルールを設けている家庭もあります。
 
 専業主婦家庭でも、奥さんからのお小遣い制の夫もいれば、妻に一定の家計費を渡すけれど、つねに遊ぶお金に困らないという夫も少なくありません。
 
 最近では、家事を負担に感じる気持ちを減らすために、互いに”報酬”を支払い合う夫婦もいるそうです(ご飯作ってくれたから1000円。お風呂を掃除してくれたから500円 etc...)。
 
 人生とお金は切っても切り離せません。結婚とは「パートナーと一緒にお金とつきあっていくこと」、恋愛とは「金銭感覚をすり合わせる過程」と言うこともできるでしょう。
 
 「結婚後も自分の自由になるお金はキープしておきたい」という女性が増える中、「結婚後の財政方針」が、新たな関心事項としてクローズアップされています。
 
 ・ワケの分からない趣味にたくさんお金を使い、結婚後も別サイフ制を主張しそうな年収800万円男子
 ・これといった趣味もなく、給料は全部奥さんに預けたいタイプの年収400万円男子
 
 みなさんはどっちがいいですか?

●2月14日(日)に文章セミナー、行います!

https://peatix.com/event/1804096/view


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