マガジンのカバー画像

頭をめぐる、想いなど

30
西澤伊織の今日、考えたこと
運営しているクリエイター

#コーヒー

noteって、相手に直接話しかけたい時どうすればいいの?

僕はブログ歴でいうとmixi上がりの人間です。ほぼ同時期にfacebookが当時アメリカの大学支給のメールアドレスを持つ学生だけ登録できるようになり、僕は当時学生でアメリカにいたのでmixiを日本語で、facebookを英語でやってました。やがてfacebookは教員、そのあと一般に開放され、アメリカではそれまで主流だった"myspace"なるものがオワコン化してきて、やがて日本でもmixiがオワコン化して、僕もfacebookだけにしばらくしていましたが、その当時「フォロワ

読書は自分のためでもあるけれど

今日の午後、西荻窪の駅前で長年文房具店を営んでいらっしゃる奥様とお話ができました。その奥様は元々鎌倉出身だったので、 「そういえば、小川糸さんのツバキ文具店という小説をお読みになったことはありますか」 と伺いました。小説・「ツバキ文具店」は鎌倉で文房具店を継いだ若い女性の物語だからです。 「いいえ、まだ読んでいません。でもきっと読みますからもう一度本の名前をおっしゃって」とメモ用紙を渡してくださいました。 可愛らしい木の年輪のプリントが施されたブロックメモに本の名前を

お客様がいらっしゃる家

現代の日本の住宅から消えたのは客間だと言われています。スペースが自ずと限られる都会生活では致し方ないという実状もあるかも知れません。 ちなみに「百科事典が最も売れたのは日本に客間があった時代まで」と言われています。読むかどうかは別として、ドカッと立派な本を客間に飾る人たちが昔はいたわけです。どうしていたのか?それは当時の住宅の間取りに関係があると推察してゆくことが出来ます。 これまで近代日本の住宅のデザインは居住スペースである複数の和室に対し、洋室の客間一部屋でした。しか

誤謬について

大晦日に続き2021年の元日も東京は随分と晴れ渡る爽快な空模様だったが、相変わらず日が翳(かげ)り始める頃には随分と冷え込むことに変わりはない。 ちょうど気温が落ち込む夕暮れ時に大学の教員たちが訪ねてきてくれたので、ストーブに火をつけながら「この時期、時刻も夜ほどになると外に出ようとするのはせいぜい喫煙者と野良猫くらいでしょう」と言ったところである別の種類の疑問が頭に浮かんだ: たまに「喫煙者の対義語は何でしょう」と尋ねて「禁煙者」と相手が間違えることを待ち構える人たちが

あぁ、どうかお元気で

冬至を越えて、少し暖かくなるのだろうか。それともそんなことはなく、厳しい寒さはまだまだ続くのかもしれない。でも今日の朝はいつもより太陽の光が暖かかく、紅茶を淹れてベランダで飲めた程だった。 ベランダから陽に照らされた町に目をやる。コートを脱いだ人たちがポツリポツリ通り過ぎてゆく年の瀬の道。ひとりの杖をついて歩いてゆく帽子をかぶった老人の後ろ姿があった。 「あの人は。。いや、違ったか。。」 一瞬の期待に胸を躍らせたが、人違いだったようだ。 仕事場を借りたばかりの頃、よく

キッチンをインスピレーションに

この冬は例年以上に仕事部屋のキッチンによく立っています。 以前はほとんど外食していましたが、特にこの1ヶ月ほどは、全く外で食べずにキッチンを活用しています。 コーヒーメーカー、フレンチプレスも大活躍です。 キッチンキャビネットにはお皿やカトラリー、調理器具も収納しているので、毎日三度の食事はこのキッチンを使います。 料理をしている間も考え事は続けられますが、食器や調理器具を手洗いしている時、色々なアイデアが浮かんできます。 食後に紅茶やコーヒーを淹れて一休みするのも