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20210517【145】ツッパリから財布を守れ!

こんにちは!ioriです。

僕が通っていた中学校は、いわゆるマンモス校で内訳は小学校4校分、一クラス40人前後、1学年に13クラスほどでした。

ざっくり全校生徒数を計算すると40人×13クラス×3学年=1560人という事になります。

地域性の関係もありますが・・・僕が通っていた中学は、いわゆる進学校とは程遠く、ツッパリ達の集合体とも言えるぐらい荒れていたと思います。

令和になって、ツッパリやヤンキーという言葉は消滅しているからピンとこない方もいらっしゃるかと思いますが、パンチパーマ、サンダル、リーゼント、眉剃りなどが何かが当たり前で風貌はやはり怖かったです。

そんな環境にあったので、いわゆる「カツアゲ」は日常茶飯事でした。

下校時に校門で待ち伏せする上級生に声を掛けられ、「財布出せ」「飛んでみろ」などとお金の有無を確認される。

でもって、全財産を持ってかれる。。。

いやいや犯罪やん! でも当時は先生に告げ口する勇気もなく、泣く泣く財布を空っぽにされる友達を尻目にラッキーボーイだった僕には、あまり被害がなかった。ラッキーというよりかは当時僕は中1でふたつ上の兄貴が3年生として在籍していたため、弟という事を知られていたおかげで!だと思います。

ただ、兄貴が卒業してからは、それまで鳴りを潜めていた2年生が3年生になり、その猛威は僕たち新2年生に降りかかってきた。

兄貴は、もういない。頼みの綱がなくなったため、ラッキーボーイの座を引きずり降ろされました。

でも、それしきのことで親からもらった大事なお小遣いをやすやすと明け渡したくない僕は、どうすれば回避できるかを必死に考えた

そもそも、学校行くのにお金は必要か?僕らの唯一の楽しみは下校時の寄り道で駄菓子屋に行くこと。母親のお弁当がない時は、購買部でパンを購入。何かしらの費用を学校に収めるタイミングは数回ある。

さほど、大金は持たないにしろ無一文で学校に行くことは考えにくかったと思います。大金でないがゆえにという気持ちになった僕の決め事は・・・

①ポケットにはお金を絶対に入れないこと

これは、当たり前!

②購買部での購入は極力避ける

多少値が上がるが、文房具屋を利用する!

③そして、僕が編み出した究極の回避案!食べた後の弁当箱を校内で洗い財布を忍ばせる。

誰が弁当箱の中まで見るでしょうか?(笑) ただ、僕の財布の異臭は否めない学校生活を以降送ることになりました。

今日は、ここまで!

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