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20210625【184】マニュアルってどうなん?

こんにちは!ioriです。

一言でマニュアルといっても多岐に渡り、様々なものがあり、用途によっては凄くわかりやすいものと思います。またその逆も見受けられます。

僕はマニュアルというのは好みません。

昔、上司から言われた言葉で印象に残っています。

「マニュアルとはその物事を遂行する上で最低限を示したもの。または出来ない人が最低限すべきことに過ぎない」この言葉に当時は凄く感銘を受けました。でも今これを言うとちょっとした問題にもなり兼ねないから思いとは裏腹に口にはしなくなりました。

では、なぜ感銘を受けたかというと・・・考える力や応用力を養う妨げになると感じたからです。

中にはマニュアル通りすれば間違いはない!という意見もあると思いますが、さてどうでしょう?少なくとも僕が雇用しているアルバイトさん達をみていると少し危なっかしいなと感じます。

僕のお店にはマニュアルというものは存在していません。多少らしきものを作成し、導入研修に使用したことがありますが、常に頭の中で「?」がありました。

勿論飲食店にて新人アルバイトが覚える事は作業面でマニュアル化しないといけないこともあるのですが、そのマニュアルに準じてメモを取るアルバイトさんは、一見真面目な姿勢とは思いますが、「そのメモ失くしたらどうするんやろ?」と思います。メモを見ていても全部がそうではないですが、乱雑な感じでとても後に復習できるようなメモの取り方ではありません。「メモを取る!」という事が一つの仕事として成り立っていると考えていたら、これは大きな間違いだと思います。

これは娘の課題に付き合って感じたことと似ているなと感じました。

僕の仕事はアルバイトさん達が活躍する場を作ることも重要だと考えています。だから居酒屋という非日常を求めてご来店頂くお客様に対して美味しい料理、適正なサービスはもちろん、人間力を売る人材になってほしいという想いが強いです。

そら、仕事には成功もミスもつきものです。見ていると成功したり、褒められて喜ぶより、ミスして叱られる警戒心を持つ若者が増えたと感じます。これが僕にとって頭を悩ます種なのかもしれません。

「成功事例」を導くこと、体感することで「良し!次も頑張ろう!」これの繰り返しが働くモチベーションになれば…と思います。

少し話が逸れましたがこのような考えを持つ僕には「マニュアル」はやはり不用なんですね。マニュアルというものが基本的なものならその後はしばらくの間は指示することが必須になります。面倒といえばそれまでなんですが、割かし労力がかかる作業です。

「常に君ならどうする?」という想いを持って問いかければ正解、不正解は抜きにして必ず思考力が上がります。個人差はありますが。マニュアルではこれは絶対に出来ないことです。

ここまで書いたことはあくまで僕個人の見解なので否定意見は絶対にあると思いますが・・・

教育と言ってしまえば凄く大袈裟なのですが、「どうなりたいか?」のビジョン、イメージにそって自分が出来うる最大限を全うしたいと思います。

今日はここまで!





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