スポーツ心理学を身につけるとダイエットに成功する

第一章

スポーツ心理学とは

まずはスポーツ心理学とは何かというところからお話したいと思います。
「心と精神の状態がスポーツのプロセスや成果にどのような影響を及ぼすのか心理学的に明らかにしてスポーツの実践や指導に活かす」ことを言います。

例を挙げると以下のようなことになります

  • 意図的にコンディションやパフォーマンスを整えられる

  • 意図的に選手のモチベーションを引き出せる

  • 選手が自分の心理状態を分析する手伝いができる

一見スポーツをしている人だけが活用できる分野に思えますが、スポーツだけでなく普段の生活や日々の健康、仕事での人間関係などにも応用することが可能です。

主に以下のような技術を身につけることができます

  • モチベーションやパフォーマンス向上

  • 気持ちのコントロール

  • 集中力を高められる

  • ストレス管理できる

  • イメージトレーニング

  • 最適な目標を決める

今回はこのスポーツ心理学をダイエットに利用する考えをお伝えします。
まずは目標についてです。

ダイエットに限らず何かを成功させるには、最終的な目標と共に、段階的かつ小さい目標を立てることが大事です。『スモールステップ法』と言われる方法ですが、ポイントは簡単にクリアできてしまいそうなくらい、小さい目標にすること。
例えば、普段全く運動しないのに、『毎日○キロ走る』という目標を立てても、ハードルが高くて実行するのが難しいと思います。
スモールスッテップ法に沿って目標を立てるなら、まずは『家の前を何往復か歩いてみる』それがクリアできたら、『近所の公園まで歩く』『小走りしては歩くを繰り返す』など、少しずつ運動量と距離を伸ばしていくと良いでしょう。

また、目標を立てる時、どうしても『○キロ痩せる』といった抽象的になりがち。目標は具体的である方が自分の中で成功した場面をイメージしやすくなります。例えば、『○kg痩せて、この服が似合う体になりたい』『ダイエットに成功したら、これを食べる!』といったことです。これは外発的動機づけと言って、魅力的なご褒美、報酬があることでモチベーションが高まるというもの。こうした外発的動機づけがうまくいき、成功が続くと、内発的動機付け(ご褒美や報酬に依存しないモチベーション)へと変化していきます。内発的動機付けの状態になれば、ダイエットそのものが楽しく、自分の中で不可欠なものになっていくので、結果ダイエットが続きやすくなると言われています。







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