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『GKテーラー』サッカー歴40年のわたしがスーツの仕立て屋に。

はじめまして、スーツの仕立て屋『INVIO』です。


『GKテーラー』
ってなんだよ!って自分でツッコミながら、でも、今の自分を表しているコトバにも感じたので『GKテーラー』と名乗ってみました。

ということで、今の自分がいったい何に1番熱中して、何に一生懸命に動いて、何に情熱をそそいでいるのか・・・。

1つはサッカー。私は9歳の時にサッカーを始めて、サッカー歴はかれこれ40年。その時々でチームは変われど、途中でサッカーから離れることは1度もなく、今日までずっとボールを蹴ってきました。

現在は東京アルテミスSCのゴールキーパーとしてプレーしています。O-30、O-40の全国大会で優勝したこともあり、49歳になった今でも全国大会を目指して、熱い仲間と共にサッカーに熱中しています。

そして、2023年になって新しく挑戦しているのが、スーツの仕立て屋さんです。オーダースーツを通して叶えたいことがたくさんあって、情熱をそそいで奮闘している真っ只中です。

というわけで、サッカー歴40年GK(ゴールキーパー)のわたしが、スーツの仕立て屋歴1年目のテーラーになったので、これからは『GKテーラー』として活動していこうかな〜。

O-40全国大会 in Jヴィレッジ 


そんなわたしですが、これまで色々なことに挑戦してきました。

  • Lリーグの選手

  • 淡路島カレーのキッチンカー

  • フーレセラピー(手ではなく足で体をほぐすリラクゼーション)

  • PRプレイヤー

  • スーツの仕立て屋さん。 ⇐ 今、ココ

なぜ、スーツの仕立て屋さんなのか


仕事でスーツを着る機会なんてまったくなく。
今までスーツに興味をもったこともなく。

ただ、人生を振り返ってみると、スーツで出席するような式に参加する機会が何度かあったな~と思い出して。

1つは、専門学校の入学式でいったい何を着たらいいんだろうと悩み、スーツほどカチッとしてないけど、ジャケットとスカートだったと思う。苦手なスカートを選んだのも、高校卒業して4月から新しい環境で新しい友達に出会うということで、なんか無理して頑張っちゃったのかな。

もう1つは、日興証券サッカー部の時にリーグの表彰式のような場にチームで出席する機会があり、スーツも持ってなく、何を着たらいいのか困って。結局、どんな服を着たのかも思い出せないくらい、印象に残らない服を着たんだと思う。

以上が、若かりし頃のわたしとスーツのお話し。

あれから、20年、30年が経ち、スーツの仕立て屋さんになってるんだから、人生って何が起こるかわからないもんだなと。

女性の体に合うメンズスタイルのオーダースーツ『keuzes』との出会い

たまたまツイッターで見かけたカッコイイスーツを着た写真。それが『keuzes』との出会いでした。『keuzes』は女性の体に合うメンズスタイルのオーダースーツのブランドと知り、こういうコンセプトのスーツがあるんだとワクワクして。

『keuzes』を立ち上げた田中史緒里さんの小さい頃から抱えてきた悩みが、まったくわたし自身と同じすぎてどれも共感しかなくて。「そうそう!こういうカッコイイスーツが欲しかったんだよね」と、感激しまくりでした。

keuzes田中さんは、noteでも書かれているように、FtXという、女性で生まれたけれど、自身を特定の性別だと自認しておらず、『中性』あるいは『無性』だと自認していて。小さい頃からカワイイものや女の子っぽいものが苦手で、スカートをはくのが嫌だったそうです。

成人式で何を着たらいいんだろう・・・

女性らしい体のラインが出るようなスーツではなく、メンズスタイルのカッコイイスーツを探していた田中さんは、世の中にないなら自分で作ろうと考えて、『keuzes』を立ち上げました。

田中さんのnoteはこちら⬇︎

PRの力で『keuzes』をたくさんの人に知ってもらいたい

2021年に、わたしはPR塾に飛び込み、PRを学んでいました。なぜかというと、淡路島カレーのキッチンカーをやっていた時、こんなに美味しいカレーなのに全然知られていないなと。そして、フーレセラピーもこんなに気持ちよくて素晴らしい施術なのに全然知られてないな~と感じていました。

そんな時、笹木郁乃さんの『0円PR』を知り、フーレセラピーのサロンを始める前に、まずはPRを学んだ方がよいのかもしれない・・という直感の元、PR塾に飛び込むことにしました。

ちょうどPRを学んでいた時に『keuzes』と出会ったので、これはもっと世の中の人に知ってもらいたい、同じような悩みを抱えている人に届くきっかけを作りたい、そんな気持ちがふつふつと湧いてきて。

PR塾の中で開催される、月に1度のメディア交流会で1分間プレゼンの時間があり、さっそく『keuzes』の紹介をすることに。メディア交流会のゲストでいらしていたのがNHK現役のディレクターさんがその日の印象に残ったプレゼンとしてわたしの名前を挙げてくださり、PR塾の郁乃さんにもとても良かったよ~とメッセージをいただき、それが自信となりわたしは動くことに。

さっそく『keuzes』の採寸会に参加することを決めて、初めて田中さんと直接お話をする機会がやってきて。田中さんの想いや、立ち上げるまでの苦難などを直接伺うことができて、益々『keuzes』の取り組みを広めるお手伝いがしたいと思い、ぜひPRさせてもらえませんか?とお願いしたところ、快くお返事をいただき、PRのサポートをさせていただくことになったのが2021年4月です。

そこで初めてわたしも『keuzes』でオーダースーツを作ることに!田中さんと色々お話をしながら、たくさんある生地の中から自分好みのものを選び、ボタン、裏地など、1つ1つ決めていく過程がとても楽しくて。
そして、メジャーで体を何か所も採寸してもらうことで、自分だけの特別な1着になるんだろうな~と感じたオーダースーツ体験は素敵な時間になりました。

そして、完成して手元に届くまでの1か月ちょっとの間、ワクワク感がたまらなくただただ待ち遠しくて。なんなら、迷いに迷って決めた裏地は結局どっちにしたんだっけ・・・と忘れかけていて。どんなスーツが届くのが益々楽しみになっていました。

そして、完成したのがこちら。人生初めてのオーダースーツです。まさにメンズスタイルのカッコイイスーツを作ることができました。そして、着てみると自分にぴったりなんです。オーダーしているのでそりゃ、そうなんですが、このピッタリ感は今まで体感したことがなくて。既製服だと味わえないこの着心地の良さ!なんとも気分が上がります。

わたしはサッカーをずっとやってきて、太ももが太かったので、既成の服で何度も困ったことがありました。ウエストで合わせると太ももが入らなかったり、太ももに合わすと全体的に大きくなりすぎたり。
そして手が長めなので、袖丈がぴったりなのを探すと他の部分のサイズが合わなくて、自分に合うのをみつけるのは結構大変でした。
もっと早く、オーダースーツという選択肢に気が付いていれば・・・と。

オーダースーツでスポーツプレーヤーを応援したい

『keuzes』との出会いでオーダースーツを作ったことで、いつからか私自身もスーツの仕立て屋さんとして活動していきたいと思い始めていて。
サッカーをずっとやってきたこともあり、スポーツを頑張っている人の力になりたいと思いました。自分も含めてスポーツプレーヤーだからこその体の特徴や悩みは人それぞれ。

スポーツによっても使う筋肉が全然違うはずだし、発達する筋肉も違うだろうし、さらに個人個人の体の特徴もあるわけで。例えばわたしの場合、足はО脚気味、肩はいかり肩とか。

競技の特徴によってふくらはぎが発達していたり、腕が発達していたり、お尻が張っていたり、胸が張っていたり。中には筋肉の左右差が激しい人もいると思います。まさに同じカラダの人なんていないわけで。

スポーツを頑張っている人たちにオーダースーツを通して少しでも役に立てたら、こんなにも嬉しいことはありません。これからも自分ができる形でスポーツプレーヤーを応援していきたいと思っています。

10代の学生や若い世代だけでなく、わたしのようなO-40世代、そしてこれから迎えていくO-50、60.70…とカッコよくスマートに歳をとっていくためにも、オーダースーツが楽しい人生を送るきっかけの1つになっていけるように、活動していきたいと思っています。

人生に1度の成人式・卒業式・入学式を迎える学生にオーダースーツという選択肢を届けたい

わたし自身、成人式はあまりいい思い出がなくて、写真と共に記憶を封印しています。それはなぜかというと、keuzesの田中さん同様、わたしも子供の頃からカワイイものや女のコらしいものが苦手で、スカートは本当に嫌で嫌で。制服は仕方なく着ていました。

普段の服はメンズのものばかり。化粧なんて興味もなく。サッカーに情熱をそそいでいました。そんな私も20歳になり成人式を迎え、振袖を当たり前のように着るしかなくて。それに合わせてメイクもされて。どう見ても全然似合っていなくて、鏡を見るのが怖かった。

本来なら晴れやかな気持ちで迎えるはずの成人式も、わたしにとっては苦痛でしかなくて。久々に会う高校時代の友人にもこの振り袖姿を見られたくなかったし、早く家に帰りたいと思っていました。

なにより、こんな気持ちでいることが両親に申し訳なくて。せっかくお金を出して振袖や着付けやメイクも用意してくれたのに、本人がこんな気持ちだったなんて。

もし今、成人式を迎えるなら、わたしは間違いなくオーダースーツで参加します!カッコイイメンズスタイルにして、好きな生地やボタン、裏地にした自分好みのスーツを着て、自信をもって式に参加できたと思う。みんなに早くスーツ姿を見てもらいたいなって思えたのかなと。

だから、今の10代、20代の若いコたちにはオーダースーツという選択肢があるんだよと、声を大にして言いたい!人生の大事な節目に、あなただけの特別な1着を作ることで、自分に自信をもって新しい一歩を踏み出せると本気で思っています。

夢はわたしの仕立てたスーツを着て世界に旅立つ"なでしこジャパン"を応援すること

ワールドカップの時に目にするサッカーの日本代表がスーツを身にまとい、スーツケースをゴロゴロしながら颯爽と歩いていくシーン。これから世界に戦いを挑む姿、かっこよすぎませんか。

大きな夢すぎて笑われるかもしれませんが、わたしが仕立てたスーツを着たなでしこジャパンが空港に集結して、自信と輝きにあふれて颯爽と歩いて世界に旅立つ姿を見てみたい・・・。

そんな素敵な景色がみれたら最高すぎますね!

わたしがなぜスーツの仕立て屋になったのか…。最後まで読んでくださりありがとうございました。オーダースーツを通してやりたいことがまだ色々あるので、noteに書いていこうと思っています。他にもサッカーのことや、大好きなレゲエの話だったり、色々書いてみようかなと。引き続きよろしくお願いします。

#自己紹介 #オーダースーツ #スーツ 
#サッカー #成人式 #なでしこジャパン

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