夏到来!川の事故を避ける為の必須の知識!
社会貢献だと思い、いろんなお金の投稿、メンタルの投稿してきてますが、もっと僕に伝えられることは無いだろうかと考えてました。
決してお金のネタやメンタルのネタが切れたわけではないですよ。
ええ、ネタはまだまだありますよ、はい。
多分…。 やっぱネタ切れかも。
ってことで今回ね、水難事故についての対策のpost。
いきなり方向転換と思いますよね?
先日どんな投稿見たいかストーリーで受け付けたら、違う視点の投稿見たいとか、僕が何者なのか知りたいといった内容がありました。
要するに僕が何者か分からんから結局怪しく見えるってことですよね。
だからお金意外の一面も見せていこうかなと思いまして。
あとは毎年この時期から増える水難事故を一件でも減ればと思い微力ながらpostすることにしました。
僕ね、川のレスキューの資格持ってます。
レスキューに携わったことあります。
悲惨な現場も見ました。
川遊びって楽しいけど危険なんです。
なので大人のみなさんは川のこと少し知ってもらってお子さんにも教えてあげてください。
まずこの2枚の画像。
これね、どの川にも見れる光景。
川の一番流れが強いとこを本流といいますが、本流の外側には岩などの障害物などがあると水流が逆流してるとこあります。
渦巻いてたりする。
これをエディーといってカヌーなどの船が川下りの途中で休んだり、後ろの友達の船を待つときに使ったりする。
川で流されたらこういうとこに入れたらいい。
この画像2枚はバックウォッシュってとこ。
よく大雨のあとに川で白波立ってて、
流されてきたボールとかゴミとかが同じところでクルクル回り続けてるの見たことありますよね?
川の段差があるとこによく出来るもの。
ここはマジ危険。
白波ってのは空気が含まれてるんすよ。
だから白く見える。
水の中では人間は浮く、僕は特に浮く、ライフジャケット着てたらもっと浮く。
でもねバックウォッシュって水と空気の割合が3:7とか。
川の中なのに空気だらけなんすよ。
僕も過去にここで沈んで死にかけたことありますよ。
水面の光が上にずっと見えてるのに泳いでも泳いでも水面にたどり着けない。
そりゃそうです。
空気を必死で掻いても進むわけないもんね。
川遊びするときは周辺にこういうところ無いか調べてください。
マジで危ないから。
じゃあもし川で流されたらどうするのか。
この画像のように何もしないでとりあえず浮いておく。
これが鉄則。
出来れば足を下流に向けてプカプカ浮いたまま流されてください。
浮いてればそう簡単には死なないから。
急流はずっと続かないから。
焦ると呼吸荒くなるけど落ち着いて息吸ってみて、体浮くから。
そのうち流れゆるいとこに行くからそしたら岸に向かう。
あ、流れがゆるいからといって油断は禁物。
流れがゆるく川の色が濃く見えるならそこは深いよ。
川だけど水深5メーターなんてざらにあるからね。
あと水面はゆるやかだけどそれは空気抵抗もあるから水面より少し下は意外と流れあったりする。
岸に着くまでは気を抜かんことですね。
その時の泳ぎ方は次の画像。
これね、みんな知らないんですよ。
流れに対して真横だと流れを直で受ける。
だから進みたい方向に斜めに体傾けて泳げば軽い力でどんどん行きたい方向に川渡れる。
川の力に助けてもらうんすよ。
これ理解してたら流されても冷静にいられるし体の向きだけ調整したら流れが逆流するエディーとかにも入れたりする。
あとね、ライフジャケットは必須ね、子供は特に。
大人は酒飲んだら川では泳がない。
酒飲んで調子に乗って川に飛び込んで溺れて沈んで、僕らが救助して人工呼吸するこちらの身にもなって。
勘弁してくれ。
ライフジャケットは浮力が高いとか低いとかあるから高いの選んでね。
あ、あとね、川って岩が多いけど、大きな岩の下は長年の川の流れで削れてえぐれてる。
これをアンダーカットロックという。
泳いでたら突然岩の下に引きずり込まれるくらい強い流れが発生してるから大きな岩が多い川は危ない。
川でいうと上流に多くみられる光景。
岩の下に入って岩と水流に挟まれて張り付いたら高い確率でお陀仏。
しかも体内にガスが溜まるまで数日は水面に出てこれない。
危険過ぎる。
ちなみに張り付いて取れなくなるのをラップという。
とりあえず夏休みの水遊びが楽しい季節。
だからこそ事故は本当に気を付けて!
知識あれば助かる事故って実はとても多い。
この投稿みて頭に叩き込んでください。
そしたら川の見方も変わるし泳ぐ場所も選べるようになるからね。
ってな感じでみなさん楽しい夏をお過ごしください☆
この投稿で何者かまた少しご理解いただけたかなと思います♪
この記事はInstagramに2019年7月28日に掲載されたものを元にしています。
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