鰹日記Lv4: コーヒー好きなそこのあなた。どうしますか。
どうも。インベスター鰹です。
在宅勤務中、みなさんは何の珈琲をどうやって入れてますか。
手軽なドリップ珈琲
手動ミルで豆を挽いて、香りがよい珈琲
高いけど全自動ミル付きの珈琲
など、いっぱいありますな。 鰹はドリップか手動ミルです。
最近のドリップは手軽で、香りもいいから、
結構美味しい。
おすすめはKey CoffeeのDrip On のバラエティパック。かなり本格的な味やで。
そうゆことで、本日はキーコーヒー株式会社について調べてるで。
ちなみにキーコーヒーは、ユニリーバと提携して、皆さんお馴染みの紅茶リプトンの販売代理もやってるで。
**目次
1. 会社概要
2. 株価と沿革
3. 経営指標-稼ぐ力-
4. 市場からの評価**
1. 会社概要
創業は1920年。もう創業100年やな。素晴らしい。
創業者は柴田文次で、最初のヒット商品はコーヒーシロップ。
「コーヒーを究めよう お客様を見つめよう そして心にゆたかさをもたらすコーヒー文化を築いていこう」という理念のもと誕生したんやて。
現在の従業員は1176名で、67期(2018年4月-2019年3月末)の決算では、
売上高 636億円、営業利益 4億9500万円。
(出所: 事業のご報告 https://contents.xj-storage.jp/xcontents/25940/7b52e099/ddb1/4927/bd34/928d668dc6f7/20190617114409719s.pdf)
飲食店は、六本木や銀座にあるアマンドとか、全国各地にあるイタリアン・トマトのことやな。
ちなみに、1杯の珈琲ができあがるまでの工程はざっくりと
栽培→収穫→乾燥・選別→日本へ輸送→選別→焙煎→包装・保管→出荷。
種をまいてから、大人の木が成り立つまでは、約3年かかるらしい。
そこから、花が咲いて、成熟して、コーヒーチェリーができるまでは
約8か月。約4年で収穫できるねんな。
めっちゃ時間かかる。
今後は、気候変動の影響で、珈琲栽培が難しくなってくることから、
問題解決に向けて、様々な栽培方法を試してるらしい。
2.株価推移と沿革
1996年に東証2部に上場。翌年の1997年に1部に上場したんやて。
発行済み株式数は22,690,000株で約大株主は博友興産有限会社。
約10%の保有やな。
社長の柴田裕さんは約2%保有で、今現在の時価で10億円くらいか。
3.経営指標-稼ぐ力-
まず、この1年の成長率に注目するで。(2019年)
営業利益めちゃ伸びてるやん。販売価格改定したり、利益重視の政策をとってるからやな。素晴らしい。
なんでこういうことしてるかというと、
WACC(資金調達するときのコスト)が6.4%にもかかわらず、
ROIC(調達した資金を事業に投資して、どれだけ利益を生み出したかみる指標)が0.62%。
つまり、事業投資しても、それ以上に利益を生んでません。
だから、利益率をあげようとしてるねんな。
生産・物流行程を効率的にしないとあきまへんで。
ちなみに、コメダホールディングスはROICの方が高い。
WACC 4.8%
ROIC 6.11%
どういうビジネスモデルの違いがあるか考えるのもいいな。
4.市場からの評価
最後にPERとPBRをコーヒー関連企業と比較してみます。
ビジネスモデルは同じではないけど、全体感をつかんでみよう。
(決算期も違うので、2020Q3の数字で比較)
やっぱり、稼ぐ利益に対して、株価が割高水準。
どっちかっていうと商品メーカーやから、メーカーと比較するんやけど、
同じコーヒービジネスでいうんやったら、店舗型のコメダみたいなのがええかもな。
マダムからも人気で高単価やし。
今は自宅でのコーヒーの入れ方もいっぱいあるし、ドリップだけでは、なかなかもうからんな。
格安高品質のドリップ機会を無料で提供して、サブスクでおいしいコーヒーとか飲めたら、鰹はそっちのほうがいいかも。(すでにやってるとこあるけど)
今後キーコーヒーが画期的な新しい商品を生み出したら、株投資も考えてみたらええな。
8月24日で創業100周年やから、株主優待も結構ええで↓
ほな。疲れたんで、コーヒー入れてきます。
どうも。インベスター鰹でした。
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