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「龍が天高く向かって昇る」火を吹くような上昇相場に期待!2024年の干支銘柄

皆様、こんにちは。本村健です。

今年の新語・流行語大賞は?

今月2日に、「現代用語の基礎知識選 2023ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語が発表されましたが、「新語・流行語大賞」の年間大賞は12月1日に発表されます。

今年は、4年ぶりの声出し応援、侍ジャパン、3大会ぶりにWBC制覇。昨年に比べ明るい話題がありました。昨年から続くロシアによるウクライナ侵攻に加えてパレスチナ問題、円安、物価高勝はさらに深刻化、闇バイト、OSO18、新しい戦前等、暗い話題も多くありました。

候補には「性加害」や「闇バイト」なども含まれていますが、わたしの予想は今年の後半に明るい話題でしたが、阪神タイガースがリーグ優勝した週に9月16日のコラムで取り上げ、今年はこれだろうとアレ(A.R.E.)が大賞を取るのではないかと思います。


今年もさまざまな出来事がありましたが、昨年はロシアによるウクライナ侵攻があり、まだ戦争は続いていますが、今年はイスラエルと、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスとの軍事衝突により、多くの犠牲が出ました。特に子供が犠牲になっており、連日のニュースに心を痛める日もありますが、来年こそは世界が平和に向かうことを願いたいです。

さて、年末の時期が近付くと、株式市場で毎年一定の人気を集めるのが来年の「干支銘柄」です。

干支銘柄は業績などに関わらず「ゲン担ぎ」ということなのか、毎年、年末年始にかけて翌年の干支銘柄が物色されるのが毎年の風物詩です。

株式市場には、「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ。戌(いぬ) 笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)跳ねる」という格言があります。

来年の干支 辰(たつ)は相場の世界では「辰巳天井」という格言があります。
辰は架空の動物ですが、縁起の良い事で知られています。

「辰年と巳年の株式相場は天井になりやすい」と言われていますが、卯(うさぎ)で跳ねた相場が翌年に引き継がれ2年上昇相場が続くとも言われ、辰年は想像上の生き物「竜・龍」に例えられています。龍は中国文化において神聖で強力な存在とされています。龍の象徴する「力強さ」や「成功」を象徴し、新たな始まりやチャンスの年として、新しいNISA制度も始まり、今まで投資に興味の無い方が参戦して株式市場に新規資金が流入し大いに盛り上がるだろうと兜町では2024年まで、もしくは2025年いっぱいまで上昇が続くとの観測があります。

さて、毎年この時期にはわたしのコラムでは干支銘柄を取り上げています。

「たつ」をモチーフにしたキャラクターやアニメも多く存在します。プロ野球チームのマスコットやご当地キャラに使われるなど、幅広く親しまれています。

龍は水にまつわる神様としてまつられたり、縁起のよい生き物として神社や仏閣の絵として描かれています。全国には「たつ」にゆかりのある神社や「竜・龍・辰」が付く地名が多くありますね!

今年は、辰(たつ)から連想される企業や、「辰、龍、竜」は英語でDragon「ドラゴン」ですが、人気キャラクターの企業に来年のヒントがあると思い詳しく調べてみるとゲーム関連株が非常に多く投資家、子供たちやゲーマーにも人気の企業でした。

闇雲に多くの銘柄を挙げても皆さんの銘柄選定に迷われると思いますので、知名度や話題性、チャート、株価の推移などを見た上で長期目線で上昇しそうな企業を厳選して今年も縁起の良さそうな銘柄だけを個人的にピックアップしました。
その企業のキャラクターと合わせまして解説いたします。

辰(たつ)から連想する「縁起の良さそうな銘柄」

【1850】南海辰村建設:グルメサイト運営。近畿地盤の南海建設と、首都圏地盤の辰村組が統合して誕生した南海電鉄グループの中堅建設。上場企業の中でも来年の干支の辰(たつ)の屋号がつくのはこの1社のみで、この企業が年末年始に物色されると睨み本命かと見ています。


【2930】北の達人コーポレーション:化粧品や健康食品のネット通販。小ジワ対策のヒアルロン酸化粧品や目元クリームが主力商品。人の(たつ)に来年は期待され自社サイト中心から専用商品拡充などでECモールでの販売を強化、売上比率は1割超まで上昇。東京本社軸にEC広告や化粧品開発の経験者を積極採用して業績も回復傾向にあります。


辰、龍、竜「たつ」などの人気キャラクターや関連する企業にも注目!

【3723】日本ファルコム:プレステ用ゲームソフトの企画・開発主力、ロールプレイング系得意。アプリ等のライセンスも 。「ドラゴンスレイヤーシリーズ」(Dragon Slayer series)は、日本ファルコムによるコンピュータゲームシリーズ。略称は「ドラスレ」。



【3765】ガンホー・オンライン・エンターテイメント:スマホゲーム『パズル&ドラゴンズ』が収益柱、PCオンラインゲーム、家庭用ゲームも展開。日本では長く愛される人気ゲームですが、9月にはパズドラが北米での累計ダウンロード数が1500万を突破。


【6460】セガサミーホールディングスゲーム:傘下にパチスロ大手サミー、ゲームソフトで大手のセガ。合弁で韓国の統合型リゾート運営。「尖ったセガ」の象徴的なIPである「が如く」は、斬新なコンセプトを引っ提げて2005年に登場しました。リアリティあふれる巨大歓楽街とそこにい来る熱い男たちのドラマ、そして爽快バトルといった唯一無二のゲーム性によって絶大な支持を集めている大ヒット作品です。


【7832】バンダイナムコホールディングス
:バンダイとナムコが経営統合。玩具首位級。ゲーム、娯楽施設、映像ソフト等総合エンタメ企業。同社が販売する家庭用ゲームソフトで、eスポーツのタイトルとしても人気が高い「ドラゴンボールファイターズ」。


【9684】スクウェア・エニックス・ホールディングス
:エニックスとスクウェアが『ドラゴンクエスト』『FF』軸にコンテンツ多面展開。タイトーも傘下。オンラインRPG『FF14』の拡張パッケージを来夏にサービス開始、春にXboxへの展開も決定。『ドラクエモンスターズ』最新作は12月に世界同時発売。


【9697】カプコン:家庭用ゲームソフト開発大手。アクション系軸に人気作品多数。ゲームのデジタル販売に注力。カプコンのオープンワールドアクション「ドラゴンズドグマ」は、2012年5月24日に発売され、プレイステーション 3/Xbox 360用タイトルとして発売されたオープンワールドアクションゲームでこちらも人気作で今後の動きに期待されます。



番外編では意外な企業にも注目!?


干支を調べていたら意外なキャラクターに行き着きました。

【7846】パイロットコーポレーション:筆記具首位。ボールペン主力で、万年筆、文具も。欧米等の海外売上比率高く、現地生産も積極的。

この人形は大手玩具メーカーから販売されているのかと、ずっとわたしは思っていましたが、皆さんはご存知でしょうか?
うちの子供も幼少期には大変お世話になりましたが、小さい女の子はよく遊んでいますが、今年で31周年を迎えたロングセラー商品です。お世話人形の「メルちゃん」です。

お風呂に浮かばせて遊ぶ「アヒル隊長」も同社の製品です。2024年の干支「辰」をテーマにしたメルちゃんを販売していますが、お湯にいれると髪がピンクへ色が変わるようでかわいいですね。笑

足元の株価は、割安に映ります。

そして来年のプロ野球ですが、「中日ドラゴンズ」の日本一を予想したいところですが、阪神の例がありますので勝負はやってみないとわかりませんが厳しいかな?‥

俳優では、今でも充分人気がありますが「藤原竜也」さんやコワモテの「白竜」さんがブレイクする年になるかと。ミュージシャンでは、「石井竜也」さん「THE虎舞竜」再ブレイクするのではないかと見ていますよ!

政治では、来年こそは岸田政権の崩壊があり新総理の誕生を予想します。

中国人にとって「龍」は、「好運、財産、幸福をもたらす」もので、最も縁起のよい干支とされています。 また「元気、前進、奮闘、制覇、出世」のシンボルで、男性の代名詞でもあります。

経済や戦争、世界を良くも悪くもするのも来年も鍵を握るのは、やはり中国だろうと睨んでいます。

残すところ今年も1か月あまりですが、あなたが良さそうと思います銘柄がございましたら狙ってみてください。

この干支銘柄を取り上げ掲載しているコラムニストは毎年少なく、他社の方がどのように掲載するのか楽しみです。

そして最後に先日お亡くなりになりました
ヒット曲「愛は勝つ」などで知られる歌手のKANさんを偲んで…来年の意気込みもこめて

「どんなに困難でくじけそうでも信じることさ 必ず最後に株で勝つ!」。

★個人的に気になる銘柄:【4911】資生堂


今週は、化粧品国内大手。中国を第2の本社と位置づけ、積極展開。高価格帯スキンケアの強化に注力。【4911】資生堂を取り上げます。

今年、わたしのコラムでは【4452】花王の下押した所を取り上げましたが優良株の突っ込みは買い向かう姿勢で同社に注目します。

大きく売られた要因としては、同社は今月10日、2023年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比47%減の180億円になる見通しだと発表した。従来予想を100億円下回る。主力市場の中国で東京電力福島第1原子力発電所の処理水放出の影響による日本製品の買い控えなどが想定以上に響く?売上高は8%減の9800億円となる見通し。従来予想を200億円下回る

中国事業の23年1~9月期の売上高は4%増の1781億円だったが、7~9月期に限ると16%減の474億円だった。処理水の放出以降、現地インフルエンサーを起用したマーケティング活動が十分にできなかったことなどが響いた。

店頭での販促活動を強化したため7~9月の店舗での販売は前年同期比で1桁台半ばの減収率にとどまったが、オンライン販売の売上高は減少率が2割台後半となった。

資生堂にとって中国は稼ぎ頭だった。22年12月期の中国事業の売上高は2582億円と日本の2376億円を上回る。全体の売上高の27%を占め地域別で最大だった。同国での販売不振が大きく影響し、下方修正につながった。

日本事業も新型コロナウイルス禍のマスク生活が一服したことなどから回復傾向にある。ただ、インバウンド(訪日外国人)の勢いに陰りが見られることから、当初想定を下回っている。免税品販売事業も2割減の1320億円となる見込み。

23年1~9月期の連結純利益は前年同期比29%減の205億円だった。売上高は5%減の7224億円、営業利益は28%減の258億円だった。

上記の発表を受け年初来安値を更新。2017年以来、約6年ぶりの安値水準となります。

話は変わりますが、岸田総理は11月15日から19日まで米国を訪問しアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議に出席。訪米中、中国の習近平国家主席との首脳会談に臨み、日中間が抱える懸案事項に対して深刻な懸念を表明しました。他方、両首脳は「建設的かつ安定的な日中関係」を構築し日中関係の新たな時代を切り開くことを確認。「戦略的互恵関係」を包括的に推進することに合意しました。

日中首脳会談の開催は昨年11月以来、約1年ぶり。両首脳は、ALPS(多核種除去設備)処理水を巡る対応や東シナ海情勢、中国における相次ぐ邦人拘束事案、二国間協力等、幅広く議論しました。

日中両国は昨年、国交樹立から50周年を迎え、本年は日中平和友好条約45周年の節目となりました。岸田総理は会談で「日中両国が地域と国際社会をリードする大国として、世界の平和と安定に貢献するための責任を果たしていくことが重要」と指摘し、日中関係の新たな時代を切り開くべく、「建設的かつ安定的な日中関係」を構築していくことを主張しました。


同社に注目する理由ですが、過去には「元徴用工や元慰安婦の問題」で日本製品の不買運動などもあり韓国との関係が冷え込んだ時期がありましたが、現状は皆様のご存知の通りです。

上記の会談で中国との友好関係が少しずつ前に進み、国交も日中経済も緩やかに改善傾向になると見込んでおり、それに伴い同社の株価も回復すると見ています。

目先の悪材料出尽くしで買い戻しやリバウンド狙いからも反発の兆しが見られ長期目線で、今週も「逆張り買い」にて注目します。

【4911】資生堂 日足チャート(チャート引用:Trading View)

ロスカットラインは、わたしが心理的節目と考えます3800円割れとみています。

株価がここを下回るようでしたら一度撤退したいです。

わたしの投資法は、狙ってダメなら早めに損切って次の銘柄へ。

思惑通りに上昇したら、しばらく様子を見て利益を伸ばしたい。

わたしのコラムを参考にされている方は思惑通りに吹き上げましたら、あなたの判断で利益の確定をお願い致します。

また来週お会いしましょう。本村健でした。



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※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。

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