見出し画像

18年ぶりの「アレ」から盛り上がり連想する銘柄!

皆様、こんにちは。本村健です。

今週はなんといってもこの話題でしょう!


18年ぶりの「アレ」おめでとうございます。

阪神ファンの皆様、18年ぶりの「アレ」おめでとうございます。
今年の「流行語大賞」にもなりそうですね。

18年前の「アレ」のときには、大阪市の繁華街などに多くの人が集まりアレを祝うのが恒例となっていますが、2003年のリーグ優勝時には道頓堀の戎橋から5000人以上が川に飛び込む騒ぎとなり、1人が死亡したほか、複数のけが人が出ました。

前回リーグ優勝した2005年には戎橋周辺の通行を規制するなどの対策が取られ、川に飛び込む人は大幅に減りましたが、周辺は一時、身動きがとれないほど混雑し、歩行者が車道にまではみ出す事態になったということです。

阪神タイガースが優勝した年と翌年は株価が上昇するという株式市場のアノマリーがあり、阪神ファン・プロ野球ファン以外の株式の投資家からも注目されています。

ある経済専門家によると、関西での経済効果は約870億円との試算もあり、3月に日本が優勝したWBCの経済効果を上回ると言います。

今年3月のWBCでは、大谷翔平選手の活躍により名前以外関連のない鉄鋼製品メーカーの【5939】大谷工業の株価が上昇しました。

【5939】大谷工業 日足チャート(引用:TradingView)

WBC期間中のわずか8営業日で、株価は4倍近くまで上昇するという珍事もあった事から今回も選手名の一致だけで思わぬサプライズがあるかもしれません。

そういった意味合いで、ここに来てSNS上などで大いに取沙汰されているのが、【4231】タイガースポリマーや、そして“アレ”からの連想される【5857】AREホールディングス【6018】阪神内燃機工業などといった企業が密かに賑わっているようです。

このダジャレのような発想の銘柄選びは嫌いではなく、わたしがアレで注目する銘柄ですが、子供の時に見た、バース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発は忘れられませんよ!

何と言ってもアレに導いた、岡田監督の采配から岡田の企業で上場しているのは1社ですが、破砕・解体用建機メーカーの【6294】オカダアイヨンを見ています。

【6294】オカダアイヨン 日足チャート(引用:TradingView)

あともう一つありまして、【2266】六甲バターです。何故かって?♪六甲おろしに♪笑

【2266】六甲バター 日足チャート(引用:TradingView)

話は変わり真面目な話ですが、同じく関西に本拠地を置くパリーグの【8591】オリックス・バファローズも首位を独走しています。日本シリーズで関西決戦となる可能性もあり、大阪万博やIRなども控え関西のさらなる経済波及効果も期待されます。  

今年はすでにコロナ禍からの経済再開やインバウンド、円安などの影響で元々日本株が上昇しており、これからクライマックスシリーズ、日本シリーズがあり優勝によりどこまで上昇するかは未知数です。

いずれにしましても、投資家だけではなく明るく景気の良い話しです。

◆話題の銘柄 Pick UP:【4712】KeyHolder

今週は、芸能プロ、映像制作、ライブ、広告など総合エンタメ事業。
Jトラストが筆頭株主。2位は、秋元康氏。「SKE48」、「乃木坂46」プロデュースも。【4712】KeyHolderを取り上げます。

これから話題になりそうなことからこの銘柄を取り上げます。

報じられていますように、9月7日のジャニーズ事務所の会見を受けて、ジャニーズをCMタレントとして起用している企業から中止や降板の発表が相次いでいます。

ジャニーズに所属するタレントを起用している企業は、2023年9月時点で120社以上もあると言われ、今後の動向に注目が集まっています。

芸能人のメインの仕事は、当然のことながら、テレビ番組やドラマ、映画、コンサート、舞台への出演といった芸能活動でありますが、テレビCMや企業のプロモーション活動に参加することも重要な活動のひとつ。 芸能人の収益の内訳はタレントによるもので、一概には言えませんが、スポンサーから得られる収入はバカになりません。

テレビCMへの出演を例に取ると、一般に、撮影は短期間で終わる割に、収入は数百万円から数千万円と高額のため、費用対効果はよい仕事と言える。加えて、テレビCMは不特定多数の視聴者の目に触れる可能性が高いため、芸能活動のプロモーションとしてもかなり美味しく有効です。

テレビでジャニーズ事務所所属タレントを見ない日はありませんでしたが、今回のジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、皆様もご存知のように多くのスポンサー企業が起用を見直す動きが出ています。

上記の事態を受けて、慌てているのはCMスポンサーの担当者ではないでしょうか?
CMの差し替えやタレントは誰を使いどこの大手芸能事務所と契約するかです。

あなたがスポンサーの担当者として想像していただきたいのですが、第一に、国民的人気があること。清潔感がありクリーンなイメージでファンが多く、スキャンダルを起こさずにまとめてタレントを排出できる芸能事務所やアイドルグループは重宝されると思います。

同社は、【世の中の常識にとらわれない独創性と誠実さを通じて、幸せで豊かな未来をつくる 「豊かさの創造」】をグループポリシーに掲げ、アイドルグループやバンド、タレント等のIPコンテンツの管理・運営をはじめ、バラエティ番組やテレビドラマ等の映像制作、広告代理店業など、11社からなる総合エンターテインメント系事業グループを束ねる持株会社です。

各種IPの保有から運営、イベント展開、グッズ制作、番組やMV等の映像制作、広告企画の立案と展開など、多種多様なエンターテインメントに係る様々なマネタイズポイントを同一グループ傘下で展開していることを最大の強みとしています。

上場している芸能事務所は、他にもありますが繰り返しになりますが、作詞家で音楽プロデューサーてもあり大株主の秋元康氏が率いる同社には今後仕事が舞い込み恩恵があると見ています。一部の勘の良い投資家は既に動き出しており買いで注目します。

【4712】KeyHolder 日足チャート(引用:TradingView)

◆個人的に気になる銘柄:【7809】壽屋

今週はホビー関連商品の企画、製造・販売。フィギュア、プラモデルなど。海外に積極展開。【7809】壽屋を取り上げます。

日本でヒットした漫画の多くは海外でもヒットする傾向にあり、良いか悪いかは別として海外では日本の漫画を実写映画化されることも珍しくありません。

そのため、人気アニメの関連グッズ欲しさに来日する外国人も多く、アニメの聖地の秋葉原へ行けば必ずと言っていいほど外国人を目にします。

ご存知の方には申し訳ありませんが、アニメ関連のグッズの中でも特に人気なのが「フィギュア」です。

プラモデルや人形、おもちゃなど、アニメのキャラクターを模したグッズのことです。

日本のものづくりの精巧さは日本人から見ても素晴らしいものですが、日本に来られる外国人も「実際に目にしたい」「コレクションしたい」など、欲しい理由は日本のファンと変わりません。

同社は、昔から人気のあるアニメから最近人気のコンテンツ、自社の IP といったキャラクターのフィギュアやプラモデルの製造・販売を行っています。中国をはじめとするアジア圏からヨーロッパ、アメリカなど、全世界に顧客がいます。

昔は日本で流行ったキャラクターが半年遅れて海外でも流行ることが多かったのですが、最近ではストリーミングや SNS の影響を受け、タイムラグなく日本と同じコンテンツが流行るようになってきました。日本で“今”一番流行っているキャラクター商品を、アメリカや中国でも“今”欲しいという海外からの需要の高さがあるようです。

インバウンド需要や、海外での転売を目的とした日本のフィギアやアニメグッズは人気で今後もこの流れはしばらく続きそうです。

株価は、上場している他社の「玩具メーカー」や「アニメ映画配給会社」から比較すると出遅れ感がありチャート妙味からも狙えそうな銘柄で動き出したら値動きが軽そうなのも魅力の1つです。
長期目線て買いにて注目します。

【7809】壽屋 日足チャート(引用:TradingView)

ロスカットラインはわたしが心理的節目と考える、1700円割れとみています。
株価がここを下回るようでしたら一度撤退したいです。

わたしの投資法は、狙ってダメなら早めに損切って次の銘柄へ。
思惑通りに値動きしたらしばらく様子を見て利益を伸ばしたい。

わたしのコラムを参考にされている方は思惑通りに吹き上げましたら、あなたの判断で利益の確定をお願い致します。

また来週お会いしましょう。本村健でした。


今回の記事はいかがでしたか?気に入っていただけたら、スキ・フォローをしていただけると励みになります!

※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?