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投資とは何か

投資とは、自分と一緒に走ってくれる伴走者のようなもの。

ここでの投資は自己投資ではなく、金融投資のことについて語っていきたいと思います。日本では投資=悪ということをよく耳にしますが、私にとって投資は、自分と一緒に走ってくれる伴走者のようなものと思います。

なぜ伴走者なのか

私がお金を得るために、汗水たらして仕事をします。これは私が倒れれば、収入が0になることを意味します。もちろん、国からの補助や保険金が入るので全く0になるわけではないですが、今までの仕事の収入は0になります。

これは極めてリスクが高い状況といえます。

仕事で得たお金を投資に回して、お金を増やしたり配当をもらうことができます。ある意味、私のコピーを作り、私の代わりにお金を稼いでくれることを意味します。投資はリスクがつきもので、必ずしも資産が増えるとは限りません。私が稼いだお金を半分以下にされてしまう危険性もあります。

しかし、そのリスクがあったとしても、私1人が私の唯一の収入源であるということよりかはリスク分散はできます。そのように考えると伴奏者という表現がぴったりとくるのではないかと思います。

時間というパラメータ

投資において重要なのは「時間」というパラメータが存在することです。学校で複利計算をするときに何年経過すると、元本がいくら増加するということを勉強しましたね。あの「何年」というところが「時間」というパラメータになります。

複利の計算をするときのパラメータは3つあり、「元本」「利回り」「時間」になります。この内、「元本」と「利回り」は持って生まれた素質や環境などの運に依存するところが大きいです。

「元本」は例えば、親が資産家であれば生まれた時点で元本はたくさんあります。また稼ぐ力のある人であればたくさんのお金を持っているでしょう。

「利回り」も、どのような株を買うのかを日々勉強できる人、金融リテラシーの高い人などほど利回りの推移をよく把握し、予想を立てることができます。

それに対して「時間」は、いつ始めるのかというタイミングの問題でしかなく、だれに対しても平等のパラメータにになります。

これから

私がこれから先、病気になる可能性もあるし、突然会社にクビにされたり、倒産したりと収入が0になるかもしれません。そのようなときに収入のリスク分散がされていないことは極めて危険な状態であるといえるでしょう。

最後に

どんな時にでも助けてくれるよき伴走者、よきパートナーは生きる上で必ずしも必要ではありませんが、あったほうが人生を豊かにはしてくれる思います。よき友人、よき結婚相手を見つけることと同じようなことなのかもしれません


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