過去問#1 (2022.9.8 $SUSHI)
以下のチャートについて、ラインを引いて、どこでエントリーをして、どこで利確、どこで損切りするか考えてみてください。
※$SUSHI について、画面上側の「リプレイ」を押して、2022/9/8に合わせてください。
一度、自分でチャートに線を引いてみて、分析したあとに、以下の【回答】を見てください。
必ずしも僕の引く線が正しいと言い切れるものではないですが、参考にしてみてください。
回答
①フィボナッチライン
まず、「日足」でフィボナッチラインを引いてください。
フィボナッチは、機械的にやりましょう。
画像の赤い四角の部分で引いてね。
次にやるのは、フィボナッチラインが効いているかのチェック。
赤い四角と青い四角で、きちんと効いていますね。
ちなみに、青い四角は、ヒゲがフィボナッチラインを超えて、ローソク足の実体部分が戻ってきています。
僕は、このような青い四角のようなケースも「機能している」と判断しています。
上図では、機能していない部分もありますが、概ね全体では機能しているので、「これでOK」と判断します。
②トレンドライン、平行チャネル
斜めの線が引けないか確認します。
このような三角形を描けますね。(赤い四角部分を結んでいます)
なお、三角保ち合いは、その交点が2022年11月26日ですね。
なので、どんなに遅くとも、11月26日までには、上か下に抜けます。
三角保合は、抜けた方にトレンドが進んでいきます。
ただ、この三角を引いて満足しているようでは、まだまだ二流です。
この青いチャネルを引けるようになってほしいです。
赤い四角を結ぶ感じです。
先程の赤い三角形しか描かれていないチャートと見比べてみてください。
情報が全然増えましたよね?
次に、以下のような赤四角を結んで赤い下降平行チャネルを描いてみましょう。
どうでしょうか。
これ、僕は嫌いです。
なぜかというと、青い四角がはみ出ていたりして、綺麗にタッチしていないんですよね。
こういうときは、「他に綺麗に引ける部分あるんじゃね?」と思うか、「微妙にズレている?微修正してみようか。」と考えてください。
チャートは美しいはずなので、こんな感じで微妙に飛び出ているときは、何かおかしいです。
てことで、以下の赤四角を意識して、画像のように引き直しました。
少し印象が変わりましたね。
先程よりは、綺麗に効いている感じがします。
一旦この赤線を採用しておきます。
ちなみに、この後、時間がたって、この赤ラインが否定されるような動きがあった場合、例えば、突き抜けるなどがあった場合は、先程「書き直した」やつが最終的に正しかったということも、よくあります。
なので、この時点では、「こっちの方が綺麗」という観点で選択するしかないです。
チャートがぐちゃぐちゃになってもいいという人は2パターン引いておいてもよいです。
③水平線
次に水平線をひきます。
純粋な水平線はフィボナッチラインで代用されているので、過去にレジスタンスラインとサポートラインが転換している「レジサポ転換」しているラインを見つけていきます。
赤い線が3本引けましたね。
同じ色の矢印の部分でレジサポ転換しています。
これも基本的にヒゲ部分で考えてください。(ローソク足実体で結ぶよりはヒゲがベター)
だんだんチャートが見づらくなりますが、すぐに慣れていきます。
まだ、1問目ですから、頑張ってください!
ここで、画像の青四角部分が、抵抗帯と平行チャネルの交点となりますので、このあたりが意識されていくんだろうなあとざっくり思います。
ちなみに、斜めの線を引くと、どうしても「上昇トレンドだな」「下降トレンドだな」みたいに錯覚してしまいますが、必ず「今は、大局ではレンジ相場か?」と鷹の目でみてください。
ただの4階建のレンジ相場です。
斜めのチャネルの線に騙されないように。
水平線を引いたところが、大体、レンジの階層の切り替わりになります。
④どこでエントリーするか?
ずばり今でしょ!
です。
赤い四角に引きつけてショートを打つ場面です。
オシレーターもRCIと、ストキャスティクスが買われすぎ圏内にありますね。
ストキャスティクスRSIは、デッドクロスしてます。
RSIのダイバージェンスは無し。(あると良いのですが)
あとは、青い上昇平行チャネル、赤い水平抵抗帯、さらに移動平均線がうじゃうじゃいますし、ボリンジャーバンドもあるし、一目均衡表の雲の下限もあります。
もう鉄板です。これ、負けたら泣くやつというくらい、よりどりみどりです。
絶対に勝ちますね。笑
次に4時間足に落としても見てみましょう。
RCI、ストキャスティクスRSIが買われすぎ圏内にはいませんが、高い位置にいますね。
ストキャスティクスRSIはデッドクロスしてしまっています。
最後にダイバージェンスをみましょう。
RCI、RSI、ストキャスティクスRSI全てで「売りダイバー」が発生しています。
では、エントリータイミングはどこにすべきか。
これは、ぶっちゃけ性格でると思います笑
要するに画像の赤い四角部分に引きつけてショート打ちますが、水平抵抗帯(赤線)の1.259でショートを打つか、上昇平行チャネルまで寄せてショートうつかの2パターンです。
ぶっちゃけどっちでもいいです。
僕は、赤線水平線で1発、青線平行チャネルで1発と2回に分けてショートエントリーすると思います。
損切りは、1.325(次の水平線)を上抜けしたらですね。
ここらへんは感覚ですが、1.35とかで良いと思います。(ここは感覚です)
では、利確のポイントをどこにするか。
利確も部分利確を覚えてください。
未来は誰にも分かりません。
伸ばせるだけ伸ばすには、部分利確するしかないのです。
赤い四角のように、抵抗帯になるエリアに散りばめてください。
画像だと5回に分けて利確。(一番最後の四角は、最終防衛ラインを超えて、奈落の底にいってしまう用に残しておく)
なお、日足のRCIやストキャスティクスRSIが「売られすぎ圏内」にいきそうな時点では、上記赤い四角のどこにいようが「全利確」してしまってください。
また、日足レベルでRSIの買いダイバーが出てきた時は、これも全利確してしまって「利確は正義」の相場の格言に徹した方がいいです。
以上、一問目はどうでしたでしょうか。
こんな感じで100本ノック的にいきましょう!!!
このnoteマガジンで勉強すれば、実力がつくはずです。
第2問も無料で読めるので勉強してみてください。
(参考記事)
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