過去問#2 (2021.12.9 $LTC)

$LTCの分析をしてみましょう。
画面上の「リプレイ」を押して、2021.12.9に合わせてください。

このチャート見た瞬間に「きったねええ!」って思いますよね。笑

さあ、一緒に料理していきましょう。

まずは、自分で線を引いてみて、どこでエントリーして、利確や損切ポイントも考えてみてください。


回答


①フィボナッチライン

とりあえず、赤い四角で結んでみましょう。

引いたら、効いているかの確認ですね。

なんともいえないですね。汗

効いているところもありますが、それなりにヒゲが飛び出ていて効いていない部分もありますね笑

効いていないところは、他の部分でフィボナッチラインを結ぶと機能しているところが見つかるはずです。

とりあえず、本件においては、機能していな部分は、後ほど水平線でカバーすることになったり平行チャネルが引けたり、なんだかんだ「伏線が回収される」と思うので、細かいことは考えずに、一旦、これでいきたいと思います。

②平行チャネル・トレンドライン

赤い四角を意識して平行チャネルを引いてみます。

青い四角の部分が綺麗じゃないことにイライラしました。笑

ただですね、下側は効いてますね。

ちょっとここ大事なので、一度寄り道しながら解説します。

上図の一番右下で、青線の上昇平行チャネルを下抜けしましたね。

ここの部分を4時間足で拡大します。

黄色四角で下抜けして、横横したあと、再度青い平行チャネルを上抜けしようとする動きを見せて、緑四角部分に上値トライしています。

こういう場合、高確率で下にいきます。

レジサポ転換の考え方と同じです。

黄色は、平行チャネルの下限ですから、サポートラインなのです。

このサポートラインを下抜けしたということは、今度はこの下降平行チャネルの下限は、レジスタンスラインに転換します。

このため、緑の四角部分はレジスタンスラインに切り替わっています。

緑で上抜けして平行チャネルに戻れなかったら、もう下がるしか未来はありません。

先に答えを見せると、以下のとおり、がっつり下がっています。

話をもどしますが、とりあえず、この平行チャネルは効いていそうだと分かりますね。

というのは、緑の四角の部分で上髭が青い線にタッチして押し戻されているんです。(小さくて見えるかな?)

このため、効いていそうだと思うことにするしかないんです。

では、次に何をすればいいか考えてください。

上図にまだ引けそうなチャネルはないでしょうか?

青い上昇平行チャネルは、下抜けされたので、もう役目を終えました。(消さないでそのままにしておきましょう。このラインを将来のいつか使うときがくるかもしれないからです。例えば、2、3週間後に上がってきた時とか。)

で、青い上昇平行チャネルは役目を終えたので、次に効くであろう平行チャネルを探してください。

上昇平行チャネルを抜けたということは、次は、「下降平行チャネルを描けないか?」と考えてください。

オレンジ色のチャネルが引けそうですね。

オレンジ色のチャネルが引けたら、例えば、赤矢印の動きがありえるなと、瞬時に思えないとだめです。

下降平行チャネル(オレンジ)とレジスタンスラインに転換した上昇平行チャネル
(青線)の交点は、強力に反発するなと。

この考え方が瞬時にできるようにならないとだめです。

だから、緑四角の部分ではショートを打つわけですが、緑の位置でオシレーターの過熱感が出ていたり、RSIの売りダイバーが発生していたら、ショートを打つ戦略となります。

損切りは、上昇平行チャネルに戻った位置(画像だと緑四角のちょい上あたりくらい)

利確は、オレンジ平行チャネルの下限あたりですかね。

ただ、この程度のオレンジチャネルしか見つけられないようでは、実は、まだまだ未熟なレベルです。

この水平線しか引いてないツイートとかが流れてきたら、僕は「この人わかってないなあ」って思っちゃいます。

もう一度、鷹の目で、以下のチャートをみてください。

引くのは下降平行チャネルです。

他にないでしょうか。(見えるかな?)

上端二箇所を結ぶは違うで。笑

これはダメ。(間違いではないが、いつこんな幅の広いチャネルを使う瞬間がくるのか謎です。

↑このような赤線が答えだと思った人は、トレーダーレベル1なので、僕のnoteマガジンを購読して、ライン引きを訓練した方がマジでいいですよ笑 ほんとに笑

以下の美しいラインが瞬時に見えてきて初めて「線を引けるようになる」ということです。

どう?すごくない?

分かりました?

赤四角と緑四角が、えぐいほど効いてる、超絶美しいラインですよね。

この「イケメンライン」が引けないとダメなんですよ。

これに気づくようになるには、やっぱり特訓が必要です。

このnoteマガジンに大量の過去問を掲載しているので、そのうち慣れてくると思います。

ポイントは、上記の図の赤い四角の部分ですね。

フィボナッチラインにタッチしていない「謎のヒゲ」が一人取り残されていて、「キモい」んですよ。

こういう謎のヒゲには、基本的に何か意味があるので、つないでみると、いきなり超絶美しいラインが出現したりします。

意識してみてください。

流れをまとめると

①上昇平行チャネルを下抜けした
②下降平行チャネルを引かなければいけない
③すぐに見つかる平行チャネルを引く
④鷹の目で、もっと大きい視点で引けないか考えてみる(浮いているヒゲはないかの確認がポイント)

です。

では、もう一回、このあとのチャートがどうなっていくのか、先に答えを見せてしまいます。

どうでしょうか。

この後、イケメンラインの青い四角で3回も反発されていて、もはや呪われているレベルで効いてますね。

美しいイケメンラインは将来にわたって、効き続けます。

結局、この美しいラインを引いていれば、長期下降トレンドだと判断できるんですよ。

もし、イケメンラインを引けなかったら、きっと以下のような間違った相場分析をしてしまうことになります。

イケメンラインを引けていない状態では、青い四角のところで「おおお!ついにオレンジの下降平行チャネルを上抜けたので、ここからは上昇トレンドだぜ!!!」となります。

イケメンラインが見えているみんなには、長期の下降トレンドだとわかるので、そう簡単に上昇トレンドに戻ることはないということがわかると思います。

僕がいうのもあれですが、まじでツイッターとかで線を引いてトレーダーを名乗っている人は、イケメンラインを引けていない人が多いです。(面倒だから引いていないという可能性もありますが。)

では、まとめですが、どこでエントリーするかについては、

青い四角でショート
→イケメンラインと上昇平行チャネルの交点(ここにはフィボナッチラインも通っている)

赤い四角でロング
→イケメンラインとオレンジの下降平行チャネルの交点

このあたりでエントリーできるといいなあと考えます。

現実にはそんなうまいところでエントリータイミングなんてこないんですが、一応そのように想定しておくんです。

その時にオシレーターの過熱感やダイバージェンス等を確認して判断です。

以上、第2問はどうでしたでしょうか。

鷹の目で、森全体を見ることが大事です。

この問題の一番最初で、フィボナッチラインを上手に引けないとなったとき、どうラインを引いていこうか絶望したと思います。

でも、最終的に「チャートは美しい」って感じにまとまりましたよね?

最初にフィボナッチラインが全然効いてない部分は、なんらかに形で伏線が回収されると言いましたが、まさに綺麗に伏線回収できましたね。

フィボナッチが全然綺麗に引けないときこそ、イケメンラインを引けないか注意してみましょう!

第2問も良問だったと思いますが、この調整で過去問を解きまくっていきましょう!

絶対に力がつくと思います!

(参考記事)



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