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日本も?世界で感染再拡大。株式市場への影響は?

 どうも、世界で再び感染が拡大しつつある傾向にあるようだ。

 こちらの記事によると、アメリカの感染者数は13日夕の時点で前日比で1.4%となり、1日当たりの増加率は過去1週間の平均1.1%を上回り、6月で最も高い増加率になったようだ。

 また、中国でも北京の一部食品市場を閉鎖したり、韓国でも34人の新規感染者が確認され市中感染が広がっていることが懸念されている。

 そして、東京も今日(6月14日)新たに47人の新規感染者数が確認され、5月5日以来の40人超えとなった。

 このように世界的にロックダウンが解除されつつある中、全体的な気の緩み、それから欧米で広がる暴動デモによって、これから新規感染者は増えていくという考えを持った方が良さそうなのは間違いないだろう。

 では、これが今後マーケットにどのような影響をもたらすのか?

 本格的な3月の第1波によって世界の株式市場は大暴落したが、その時は感染拡大を軽視していた背景がある。それに対してこれからの感染拡大に関してはマーケットもある程度予想しており、中央銀行も大規模な緩和を行っているので、これからの感染拡大によって再び3月のような大暴落が起こるとは考えづらい。とはいえ、株式市場に関しては緩和効果とV字回復期待によって底値から大幅に回復しており、投機的な動きも確認される。そう考えると、3月のような大暴落はないものの、今後も多少の調整はあると考えておいた方が良さそうな気はする。

 もちろん金利は低いままだし金融相場化しているので、株式市場は強いかもしれないが、投資家にも気の緩みが出ているのは強気論者が増えていることでも見てとれることを勘案すると、もう少し静観してマーケットがどのように反応するのか静観するのが良さそうだ。

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