見出し画像

ドル安円高戦略


「為替にフェアバリューはない。」

この為替の考え方を踏まえて、読み進んでみてください。


円安の構造と行方


  • 金利差だけでは現在の円安を説明できない

  • ここ10年で経常収支の構造が変わっている

  • この数年以内での160円や170円もあり得る可能性がある


貿易赤字の拡大


  • 貿易黒字がなくなったのは10年前から

  • 原油価格の下落で一時的に改善したが、再び悪化している

  • 輸出産業の海外移転や国内需要の低迷が要因


デジタル赤字の急拡大


  • デジタルサービスの利用料が増えている

  • 動画や音楽の定額配信サービスやクラウドサービスなど

  • 知的財産権の使用料も増加している


コンサル赤字の拡大


  • コンサルティングや研究開発のサービスに対する支払いが増えている

  • 日本のイノベーション力が低下している

  • 知的労働の創出と保護が必要


円安の影響と対策

  • 円安で輸入品の価格が上昇する

  • 資産運用や海外旅行などの外貨需要が増える

  • 知的財産の創出と保護を優遇する税制の導入が必要


佐々木 融(ささき とおる)、(1967年11月20日 - )、(JPモルガン・チェース銀行、市場調査本部本部長、マネジングディレクター。)さんが為替市場の基本的な仕組みと日本の円安の背景について解説していますが、為替市場は株式市場や債券市場と違って、様々なプレイヤーが参加しており、24時間ずっと取引されています。
為替相場は、原則的には需給のバランスによって決まりますが、その需給には投資家だけでなく、企業や中央銀行などの実需も影響します。
日本の円安は、ドルが強くて円が弱いということが大きな要因ですが、その背景には日本の貿易収支が悪化していることがあります。
日本は物作りを海外に出してしまったので、輸出が減っていますし、食品やエネルギーなどの輸入に頼っています。
また、GoogleやAmazonなどの海外のサービスに対する支払いも増えています。日本が円安を止めるためには、海外からの旅行者を増やすことや、自国のサービスを強化することが必要だと佐々木さんは言っています。

為替市場の仕組みと特徴


  • 株式市場や債券市場と違って、様々なプレイヤーが参加

  • 銀行間市場で24時間ずっと取引される

  • 為替相場は需給のバランスによって決まる


日本の円安の背景と要因


  • ドルが強くて円が弱いということが大きな要因

  • 日本の貿易収支が悪化していることが背景

  • 物作りを外に出してしまったので、輸出が減っている

  • 食品やエネルギーなどの輸入に頼っている

  • GoogleやAmazonなどの海外のサービスに対する支払いが増えている


日本が円安を止めるためにできること


  • 海外からの旅行者を増やすことで旅行収支を改善する

  • 自国のサービスを強化することで海外のサービスに頼らないようにする

  • 為替介入をすることで円の需給を調整する(効果は限定的)


なかなか難しい宿題ばかりが並んでいます。
確かに、インフレの影響と円安のせいか、サブすく料金は右肩上がりの傾向にあります。
かといってすぐ、きりかえれるかというと、なかなか難しいのも理解できます。
各云う私自身も含めてます。
手続きもそうだし、アマプラもそうだし。
抑えれるものは抑えていきましょう。という気持ちは大事ですね。
大統領選の直後は、例年、円高に振れやすいというのがアノマリーであるみたいなので、その時期が来たら円高に振れるの待ってドル転できればと、個人的には企んでおります。
あと、半年以上も先の話ですが。
それまではヨコヨコのレンジ展開になるのではというのが上記の佐々木さんの予想でした。
youtubeにも登場されているので、ぜひ動画も探してみてください。
個人的には納得できる内容と理由になってると思いました。


USDJPY24/3/8

れ、レンジって?ヨコヨコって?と思いまして、引き延ばして考察してみました。
2021からのが、上昇トレンドで、その前がヨコヨコって言われるレンジ相場の形に見えます。
アメリカの大統領選挙後のドル円相場については、過去の経験則から「選挙前はややドル安・円高、選挙後はドル高・円安」という傾向が見られます1。具体的には、1980年以降の「米国大統領選挙の翌年」では、円安・米ドル高となったケースが多く見られ、特に1996年以降では7回中6回で、円安・米ドル高となりました
と、記事にもある通り、かなりの確率です。
我々が日本で収入を得る以上、このデータは有用していきたいところです。4
年に1回しかないので、他のアノマリーも欲しいところです。

が、今回は、こんなかたちで締めくくります。