ジムリーダーになった日

ある夏の日、戸を開けてお昼から惰眠を貪っていた。すると、突然肩をポンポン叩かれて目を開けた。するとそこにはスマホをもった外国人がニコニコしながらこちらを見ているた。私は混乱した。なぜ外国人が私の家にいるのか?泥棒なら起こさないはずだし一体何なのか?なぜ土足で入ってきているのか?いや、土足は文化の違いだからまあしゃあない。だとしてもだ。だとしても疑問が多すぎる。彼に拙い英語で「why?」と聞くと彼は本場の英語を喋り始めた。英語の時間に寝ていた私に分かるはずがない。彼はスマホの画面を指差した。画面にはポケモンが映っていた。彼はポケモンを捕まえて嬉しそうだが、私からすると彼が捕まるべきだろと思った。しかし、正直こんなことで警察を呼ぶのは面倒なのでお茶など出してもてなして帰らせた。翌日、お出かけから帰ると私の家の前に沢山の人だかりができていた。スマホを持った外国人も日本人もたくさんいた。一体何なのか聞くとポケモンGOで私の家がジムバトルの開催地にされているらしい。その日から私はジムリーダーと呼ばれるようになった。

※フィクションです。